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1991 Fiscal Year Annual Research Report

咀嚼運動の滑走運動相における上下顎大臼歯部咬合面の対合関係の分析

Research Project

Project/Area Number 03670911
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

林 豊彦  新潟大学, 工学部, 助教授 (40126446)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水野 亨  新潟大学, 歯学部, 助手 (30219646)
Keywords咬合分析 / 顎運動 / 咀嚼運動 / 咬合面 / 大臼歯 / 形状計測 / 対合関係 / 運動計測
Research Abstract

本研究の目的は,咀嚼運動中の滑走運動相における上下大臼歯部咬合面の接触と難開について3次元的に明らかにすることにある。そのために本年度は,まず分析法を確立した。
運動中における歯牙の咬合関係を,コンピュ-タ上で再現するためには,咬合形状測定と下顎運動測定のための座標系間の関係が既知でなければいけない。座標系としては,形状測定と運動測定ともに上顎座標系と下顎座標系が必要になる。運動を再現するためには,(1)形状測定と運動測定の上顎座標系間の関係,(2)形状測定の下顎座標系間の関係の2つが必要になる。次にそれらの関係を求める方法について述べる。
形状測定からは,咬頭嵌合位にある上下顎咬合面の形状デ-タが得られたため,形状測定のための上下顎座標系間の位置関係は,咬頭嵌合位では与えられている。
形状測定と運動測定の下顎座標系間の関係は,次の方法で求める。石膏模型の下顎大臼歯の周囲に4個の石膏半球を固定し,咬合面形状の測定時にその半球の形状も同じ座標系で測定する。その形状デ-タから球中心の座標を推定し,形状測定用下顎座標系における球の中心座標を得る。また,顎運動測定時に,下顎座標系に関する球中心の座標を,3次元座標測定機を用いて測定する。この方法による,同じ点の形状測定と運動測定の下顎座標系に関する2組の座標が得られ,それらのデ-タから(2)の位置関係を得る。
咬頭嵌合位においては,運動測定のための上下顎座標系間の位置関係は与えられており,はじめに述べたように形状測定のための上下顎座標系間の位置関係も与えられている。それらと上記の(2)の位置関係から,(1)の位置関係が得られる。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Toyohiko Hayashi: "A Computeriged System for Analyging Occlusal Relations Between Upper and Lower Teeth" Medical & Biological Engineering & Computing (Supplement). Vol.29. 402 (1991)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

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