1991 Fiscal Year Annual Research Report
膵癌肝転移巣形成時における肝内免疫担当細胞の動態に関する研究
Project/Area Number |
03807082
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
小針 雅男 東北大学, 医学部附属病院, 講師 (30170369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤石 敏 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (70202504)
椎葉 健一 東北大学, 医学部附属病院, 助手 (90196345)
武田 和憲 東北大学, 医学部附属病院, 講師 (20171639)
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Keywords | 膵癌肝転移 / Kupffer細胞 |
Research Abstract |
京都大学第1外科有井らの方法に準じ、まずwister系雄性Ratを用いて門脈内coll agenase潅流法にてKupffer細胞の分離培養を試みた。 1×10^7bodyのKupffer細胞を回収可能であり、Latex貧食能よりKupffer細胞であることが確認された。また、opsonized zymogen刺激にて55nmol/mg proteinのO_2^-産生能が確認された。 同様の方法にてBALB/C mouseからKupffer細胞の分離培養を試み、1×10^6/bodyのKupffer細胞が分離可能であった。O_2^-産生能、TNF産生能については現在検討中である。
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