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1992 Fiscal Year Annual Research Report

南インドにおける乳癌の発生要因についての疫学的研究

Research Project

Project/Area Number 04042014
Research InstitutionAichi Medical University

Principal Investigator

佐々木 隆一郎  愛知医科大学, 医学部, 教授 (80131241)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) M S Sukumura  Cancer Institute(癌研究所), 医員
R Swaminatha  Cancer Institute(癌研究所), 研究員
ARUNA Chandr  Cancer Institute(癌研究所), 医員
S Krishnamur  Cancer Institute(癌研究所), 副所長
V Shanta  Cancer Institute(癌研究所), 所長
小川 浩  愛知県がんセンター研究所, 主任研究員 (80073138)
伊藤 宜則  藤田保健衛生大学, 衛生学部, 教授 (50087665)
横井 豊治  国立名古屋病院, 病理部, 医師
松山 睦司  名古屋大学, 医学部, 教授 (80073112)
Keywords乳癌 / 患者対照研究 / インド / ホルモン / β-カロチン / 疫学
Research Abstract

1992年7月から、南インド・マドラスにおいて、乳がんの患者対照研究を開始した。患者は、1992年7月以降Cancer Instituteで新たに診断された乳がん患者である。対照は住民対照、病院対照とも性、年齢を一致させた者各1人を選んだ。最終的に、これらの患者対照200セット(600人)を集め、検討する。検討する項目は、問診項目(社会経済状態、生殖歴、栄養素摂取量、心理要因など)、体格(身長、体重)、血清情報(ホルモンレベル、脂質類、ビタミン類など)及び病理細胞情報(エストロジェン受容体)などの項目である。
1993年1月10日現在までに、面接によっての情報収集が終了したのは、乳がん患者126人、病院対照63人、住民対照58人についてである。本研究では、ホルモンレベルを測定するために黄体期に採血を行っているが、上記の内採血が終了した者は、それぞれ107人、51人、9人である。採血、分離した血清は、現在インド、日本両国で分割して保管している。これは、インド、日本両国で、ビタミン類などの測定が同時に行えるような体制を作ることを目的にしているからである。インド国内でのビタミン類の測定は著についたところであり、研究期間中に測定を終了することは難しいことが予想された。ホルモン類、ビタミン類の測定は、日本側が一括して行うこととした。乳がん細胞のエストロジェン受容体の測定体制はインド側で整えられたので、本受容体の測定はインド国内で行うこととした。現在までのところ、研究実施に当たって、(1)インド側のディープフリーザーが故障し急遽保存場所を液体窒素内に変更したこと、(2)黄体期に限定した採血を行っているため、住民対照の血清収集が人手を要しかなり因難を極めていること、以外は順調に進んでいる。本年7月末を目標に資料の収集を終え、問診項目からの栄養素摂取量の算出、血清成分の測定を行い、最終解析に入る予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 佐々木 隆一郎: "β-カロチンと成人病" 日本医事新報. 3567号. 130-131 (1992)

  • [Publications] 伊藤 宜則,佐々木 隆一郎: "ベータ-カロチンとがん予防" 食品工業. 36. 28-48 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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