1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04044069
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
小菅 敏夫 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (80017368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ANNE R Frees Pacific International Center for High Te, 主任研究員
NORMAN Abram ハワイ大学, 工学部, 教授
DONALD Toppi ハワイ大学, 社会科学研究所長, 教授
岡 育生 大阪市立大学, 工学部, 助教授 (80160646)
根元 義章 東北大学, 大型計算機センター, 教授 (60005527)
近藤 喜美夫 文部省放送教育開発センター, 教授 (40249925)
若林 伸和 電気通信大学大学院, 情報システム学研究科, 助手 (60242351)
田中 正智 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (20092611)
岡本 敏雄 電気通信大学大学院, 情報システム学研究科, 教授 (60125094)
保原 信 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70017359)
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Keywords | 国際宇宙年(ISY) / PARTNERSプロジェクト / 技術試験衛星ETS-V / PEACESAT / アジア・太平洋地域 / 遠隔教育システム / 衛星通信 / 日米合同研究 |
Research Abstract |
当初計画調書に記載した計画にしたがって調査・研究を進捗させた。当初の研究代表者御牧 義の逝去にともない、(様式3)に記した通り代表者が小菅敏夫に交替した。今年度の研究実績の概要と来年度の展望は下記の通りである。 1.調査・研究の経過:郵政省、科学技術庁、宇宙開発事業団(NASDA)を中心の企画されているわが国の国際宇宙年(ISY)PARTNERSプロジェクトと協調しながら調査・研究と試行実験が、分担者独自の研究に加えて、行なわれた。 (1)技術試験衛星ETS-V用小型地球局の設置:PARTNERSプロジェクトにしたがって海外4大学(タイ、インドネシア、パプア・ニューギニア、フィジー)と国内の東北大学、放送教育開発センター、電気通信大学など教育・研究機関に地球局が92年末までに設置された。ハワイ大学(PEACESAT)と通信総合研究所(CRL)には従前から設置されている。 (2)試行実験の開始:上記の小型地球局により構成されたPARTNERSネットワークを利用して、92年11月より、各機関が協力して国際遠隔教室、国際シンポジゥム、熱帯地方における電波伝播特性の測定などの試行実験が開始された。 2.日米合同研究会の開催:(様式2)に示した通り、2回の合同研究会を開催した。発表テーマは次の通り。 (1)第1回合同研究会(於ハワイ大学):PARTNERS project/ISY PARTNERS Network-Earth Station for the PARTNERS Network-/Network Performance of Time-Spread CDMA system/Communication Software for ETS-V Computer Network/Delivering of Intelligent Tutoring Systems using Communication Satellite and Computer Networking/An Application of Three-Dimensional Visualization to Object-Oriented Programming/Experimental Communications Satellite Projects in CRL。参加約40名(含研究分担者、協力者)。 (2)第2回合同研究会(於電気通信大学):PEACESAT History/Development of a Global Distance Education System for the Pcifc Region The Region:The Role of PEACESAT/PEACESATNetwork Operation/Multimedia for Distance Education/Multiple/Random AccessCommunications/Spatial Workspace Collaboration:A Shared View Video SupportSystem for Remote Collaboration Capability/The Contribution of Distance Higher Education to National Development in Pacific Island Countries。参加約50名(含研究分担者、協力者)。 3.研究者の派遣と招へい:上記の合同研究会ならびにPTC年次大会出席のため(様式8、7)に示した日本側7名、アメリカ側4名の研究者をそれぞれ派遣し、あるいは招へいした。 4.研究論文の発表:調査・研究ならびに試行実験の結果を(様式3)に記載した通り投稿した。 5.来年度への展望:継続申請計画調書に記載した通り、本年度の調査・研究ならびに試行実験の結果に基づき、特に南太平洋大学(USP:フィジー)を拠点に、同大学の遠隔教育ネットワーク(USP Net.)をひとつのモデルとして、システム設計のための試行実験を中心に調査・研究活動を展開する。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 田中 正智: "国際宇宙パートナーズ計画における教育・訓練の試行実験" 電子情報通信学会春期大会論文集. 第1分冊. 463-464 (1993)
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[Publications] Masatomo TANAKA: "A Trial on Distance Education and Training through the PARTNERS Network" IEICE Transactions(採録決定). E76-A. (1993)
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[Publications] Toshio KOSUGE: "Formation of the Asia-Pacific Information Network for the Academic Data Exchange" Proc.of 1993 ASIA-PACIFIC CONFERENCE ON COMMUNICATIONS,Taejon,Korea. (1993)
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[Publications] Masatomo TANAKA: "Possibilities of Asia-Pacific Communications System for the Distance Education and Cultural Exchange" Pric.of 1993 ASIA-PACIFIC CONFERENCE ON COMMUNICATIONS,Taejon,Korea. (1993)