1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04044117
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
小田 章 和歌山大学, 経済学部, 教授 (50031852)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ケルン ホルスト ゲッティンゲン大学, 教授
シューマン ミヒャエル ゲッティンゲン大学, 教授
ベア フランツ X チュービンゲン大学, 教授
シュミット ラインハルト キール大学, 教授
マリオン ブレーム ゲッティンゲン大学, 助手
コルネリア グレッツ ゲッティンゲン大学, 助手
高橋 由明 中央大学, 商学部, 教授 (10055212)
ギュンター シャンツ ゲッティンゲン大学, 教授
ミュラーイエンチュ ヴァ ボフーム大学, 教授
ハーメル ウィンフリード デュッセルドルフ大学, 教授
渡辺 公観 和歌山大学, 経済学部, 助教授 (00031849)
大森 賢二 成城大学, 経済学部, 教授 (40092746)
江幡 良平 杏林大学, 社会科学部, 教授 (00223660)
渡辺 朗 和歌山大学, 経済学部, 助教授 (70031870)
長崎 文康 新日本製鐵, 君津製鐵所, 人事室長
佐々木 常和 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (50102918)
竹内 昭浩 和歌山大学, 経済学部, 教授 (50031860)
風間 信隆 明治大学, 商学部, 教授 (60130803)
田淵 進 大阪経済大学, 経営学部, 教授 (70079284)
大橋 昭一 関西大学, 商学部, 教授 (80067545)
ピコー アーノルド ミュンヘン大学, 教授
エーゴン フランク ミュンヘン大学, 助手
ハンスーヴィリィ ノルデ ドイツ経済研究所, 研究員
ヘルベルト ヴィリィ ハイデルベルグ大学, 教授
シュレイエック ゲオハル ハーゲン大学, 教授
ベッカー ヨハン アーヘン大学, 教授
ウィンフリート ジュラー ドイツ経済研究所, 教授
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Keywords | 日本的経営 / ドイツ的経営 / 経営比較 / 経営参加 / 合理化戦略 / 国際化戦略 / 従業員価値観 / 労使関係 |
Research Abstract |
本研究は、日本とドイツの企業・経営の特質を比較し、その共通点と相違点を明らかにすることを目的とした。比較研究の方法は様々であるが、ここでは13の個別テーマを設定し、それぞれについて両国研究者が自国の特質をテーマ毎に解明し比較するという手法をとった。 こうした方法による日独企業・経営の特質を明らかにするために、研究者の積極的な交流を進めた。そのために、平成4年度にはドイツ人研究者計6名、日本人研究者計12名が相手国を訪問するとともに、各研究者は分担相手と書簡等でより密なる接触を図ることを通じて、一層の情報及び知識交換と相互理解の促進によって研究の深化に努めた。その結果、日独経営の一般的特質、日独企業の国際化戦略、日独企業の合理化戦略、日独企業の労使関係、日独における経営参加、日独従業員の価値観、日独における企業内教育、ドイツ企業における従業員参加及びドイツ企業のマーケティング戦略等のテーマについて研究成果が纏められ、残りについても平成5年度4月中には纏められる予定である 平成5年度においてはこうして得られた各テーマ毎の研究成果を横と縦の面から、つまり各テーマの研究成果をつき合わせ(横の調整)、それらの全体への位置づけ(縦の調整)を図ることによって両国企業・経営の特質を明らかにしたいと思っている。こうした作業を行った上で、本研究成果を平成5年度中に公刊することを計画している。さらに、それに先立ち、今年度和歌山大学で開催される日本経営学会全国大会において日独研究者の参加のもとで本研究成果の報告を予定している。上記2つの課題を達成することによって本プロジェクトの目的が達成されると孝えられている。
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Research Products
(1 results)