1992 Fiscal Year Annual Research Report
教師の指導と生徒の学習促進のためのコンピュータ利用に関する調査研究
Project/Area Number |
04401021
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
渡辺 良 国立教育研究所, 国際研究・協力部, 室長 (30141980)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猿田 祐嗣 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 研究員 (70178820)
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (30142631)
梅埜 國夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (00132689)
松原 靜郎 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50132692)
澤田 利夫 国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (40000062)
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Keywords | コンピュータ利用 / 質問紙調査 / 児童生徒の学習 / 調査研究 / 事例研究 / 小学校 / 中学校 / 高等学校 |
Research Abstract |
学校におけるコンピュータの利用が教師の指導および児童生徒の学習の中にどう位置付けられているかを見るとともに、教授学習過程の中でのコンピュータの使われ方と学校,教師,児童生徒の諸要因との関係を調べるために次に挙げる2種の調査を実施した。 第1次調査として,全国の小学校,中学校,高等学校からそれぞれ200校を抽出し,学校長,教師,児童生徒を対象として,以下の項目等について質問紙を用いて調査した。 1 学校のコンピュータ利用の方針 2 教師,児童生徒によるコンピュータ利用状況およびコンピュータ利用に対する教師の態度・意見 3 コンピュータに関する児童生徒の知識・態度およびコンピュータ・リテラシー・テスト(中・高のみ)引き続き,第1次調査の結果をもとに,第2次調査としてコンビュータの保有台数,利用教科・科目数,利用の頻度・程度,利用者数等の大きい学校を小・中・高等学校からそれぞれ3校ずつ抽出し,授業観察を含む事例研究を実施した。 学校におけるコンピュータの利用に当っては,さまざまな障害や制約が認められるが,同じような条件下においても利用の程度・頻度の大きい学校では教師をはじめ,関係者が工夫しながら効果的な利用を図っていることが明らかとなってきた。
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