1993 Fiscal Year Annual Research Report
社会システム発展におけるロケーション・ラグ効果の分析
Project/Area Number |
04451038
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
渡辺 慶子 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20167117)
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Keywords | 社会システム / 社会発展 / ロケーション・ラグ / 近代化 / 産業化 / 工業化社会 |
Research Abstract |
各地域システムにおける、サブシステム間の発展ラグ状況の分析は、ほぼ順調に進んでいる。地域(主として県単位)別に、工業化重点地区とその圏域、圏外域を、経済(産業)データをベースにして、隔年毎の変化マトリクスを作成し、分析した結果、経済、文化、生活の都市化、価値観などの間に、発展の足並みのズレが生じてきていることが見てとれた。このズレのパターンと各県のロケーション(大都市や重点工業化地域との位置関係)を対応させて、ラグ効果分析を行ってきた。(欠損データによる対応は、既述のとおり。) ただし、国際モデルについては、平成6年度後半にとりかかることになる。遅延の原因は、データ収集法の国際間での違いである。
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