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1994 Fiscal Year Annual Research Report

大規模情報ネットワークの高度応用技術と開放型分散処理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05302065
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

石田 晴久  東京大学, 大型計算機センター, 教授 (70017317)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平原 正樹  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (10192717)
下絛 真司  大阪大学, 大型計算機センター, 助教授 (00187478)
太田 昌孝  東京工業大学, 総合情報処理センター, 助手 (90194175)
中山 雅哉  東京大学, 大型計算機センター, 助教授 (90217943)
亀山 幸義  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (10195000)
Keywordsインターネット / ISDN / マルチメディア通信 / 教育支援 / 情報提供 / マルチキャスト / 品質保障 / ATM
Research Abstract

平成5年度に行なった現状のネットワーク応用技術の調査や実験の結果に基づいて、本年度は、将来の高度情報化社会実現の際に必要な大規模で高速なネットワークに要求される機能と性能を明確にし、開放性とスケーラビリティを維持しつつ、マルチメディアを含む高度な応用技術を実現するために必要な情報ネットワーク基盤技術の開発を行なった。
1.ネットワークの動的可変構造性に関する研究
動的可変性を持つネットワークの利用技術として、教育の分野におけるマルチメディア情報を使った授業支援技術、さらにISDM公衆電話を用いた屋外移動通信技術の開発と実験を行なった。制限されたバンド幅を有効に利用する方法や、公衆電話というセキュリティ上の制約がある機器からの接続の方法について研究上の進展があった。
2.マルチメディア情報提供システムに関する研究
World Wide Wedを応用し、スポーツイベントの広報活動や大学の紹介、さらには地域活性化など、社会に密着した実験を行ない、マルチメディア情報化社会における要求を検討し、情報提供システムおよびこれを支援するネットワークが持つべき基本機能を明らかにした。
3.マルチメディアネットワークの基礎的技術に関する研究
昨年度に引き続き、マルチメディア情報を扱う際に必須となるマルチキャスト通信技術と、連続メディアを扱う際のQoSについて研究を進め、ネットワークとオペレーティングシステムが協調するマルチメディア情報処理の基本的モデルの検討を行ない、それに基づいて試作を行なった。
4.超高速データリンク技術ATMの利用技術に関する研究
新しいデータリンク技術であるATMを、その特徴を活かしながら本研究が対象としている大規模な情報ネットワークへ組み込むための問題点を明らかにし、開放性とスケーラビリティを持ちながら統合化するための指針を示した。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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