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1993 Fiscal Year Annual Research Report

肺細葉の立体構築の解析-コンピューターグラフイックス三次元可変性モデルの作成

Research Project

Project/Area Number 05404038
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

小塚 隆弘  大阪大学, 医学部, 教授 (40028478)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 近藤 博史  大阪大学, 医学部, 助手 (70186857)
有沢 淳  大阪大学, 医学部, 講師 (40144513)
内藤 博昭  大阪大学, 医学部, 助教授 (60217627)
池添 潤平  大阪大学, 医学部, 助教授 (70115989)
Keywords肺細葉 / 立体構築 / 三次元モデル / 伸展固定肺 / 軟X線像 / 高分解能コンピューター断層像 / 病理組織像 / 画像処理
Research Abstract

まず、第一に高分解能コンピューター断層像で時に見られる径2-8mm大の網目状陰影が細葉の辺縁に位置することを病理組織像、軟X線像、実体顕微鏡像との対比を通して明らかにし、平成6年3月に米国アリゾナ州で行われた米国胸部放射線学会に発表した。更にその内容に臨床研究を加味したものを、平成6年4月に神戸市で行われる日本医学放射線学会に発表の予定である。さらにこの網目状陰影と気管支血管のみを画像処理により連続した30-40枚の高分解能コンピューター断層像および軟X線像より抽出し、更にグラフィックワークステーションを用いて立体的に再構成し、肺細葉の立体分布特に二次小葉内での分布に関して一定の結果が得られ近日発表の予定である。
一方Diffuse Alveolar Damage、肺線維症や肺気腫といった様々な疾患の剖検肺の高分解能コンピューター断層像にラプラシアン・ガウシアンフィルターや細線化処理といった画像処理を行い、得られた画像をフラクタル次元を求めることにより高分解能コンピューター断層像に見られる乱雑さの定量化を行っている。また同じくこういった疾患群の連続した30-40枚の高分解能コンピューター断層像および軟X線像により気管支のみを抽出し、グラフィックワークステーションを用いて立体的に再構成し、これについてもフラクタル次元を求めている。これらの検討は平成6年度に予定している疾患モデルの作成に際して重要な基礎データを与えるものである。なおこれらの研究の一部は平成6年11月に米国シカゴ市で行われる北米放射線学会で発表すべく準備中である。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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