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1993 Fiscal Year Annual Research Report

骨肉腫肺転移症例に対する遺伝子治療に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05404052
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

山本 精三  東京大学, 医学部(病), 助手 (90220475)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 横倉 聡  東京大学, 医学部(病), 助手 (60251261)
飯島 卓夫  東京大学, 医学部(病), 助手 (60176039)
織田 弘美  東京大学, 医学部(病), 講師 (60101698)
黒川 高秀  東京大学, 医学部(病), 教授 (90010298)
Keywords骨肉腫 / 腫瘍壊死因子 / 細胞増殖抑制
Research Abstract

本研究の目的は骨肉腫肺転移症例に対して遺伝子治療による方法を応用できるかどうかの可能性を探ることである。
本年度は、準備として以下の3点を行なってきた。1.確立された骨肉腫細胞株をもちいて、細胞培養法、継代法、細胞凍結保存法を安定して行なえるようになった。2.手術時に採取した患者骨肉腫細胞を培養、増殖、継代し、一部凍結保存してきた。3.代表的な細胞増殖測定法であるMTT法を骨肉腫細胞系に用いる場合、注意すべき測定条件(1)1ウェル中の至適細胞数、(2)培養日数、(3)培養液がMTT法に与える影響などを検討した。
上記の準備に加え、さらに以下の実験を行なった。4.インビトロの系で各種の濃度での腫瘍壊死因子による骨肉腫細胞増殖抑制効果の判定を行なった。各種濃度の腫瘍壊死因子存在下で骨肉腫細胞を培養し、細胞数の経時的変化を測定した。その結果、腫瘍壊死因子の骨肉腫細胞に対する増殖抑制効果を確認した。5.腫瘍壊死因子遺伝子をレトロウィルスベクターに組み込み(アンホトロピック)マウス白血病ウイルスパッケージ細胞株PA317に導入する基礎実験を行なった。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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