1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05404052
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 精三 東京大学, 医学部(病), 助手 (90220475)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅山 剛成 東京大学, 医学部(病), 助手 (70160330)
飯島 卓夫 東京大学, 医学部(病), 助手 (60176039)
織田 弘美 東京大学, 医学部(病), 講師 (60101698)
黒川 高秀 東京大学, 医学部(病), 教授 (90010298)
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Keywords | 骨肉腫細胞腫 / 腫瘍壊死因子 / レトロウイルス |
Research Abstract |
本研究の目的は骨肉腫肺転移症例に対して遺伝子治療による方法を応用できるかどうかの可能性を探ることである。 これまで確立された骨肉腫細胞株(HOSおよびUMR)、それぞれの細胞株について、細胞増殖(抑制)評価法であるMTT法を用いて細胞増殖(成長)曲線を求め、それぞれの細胞の1ウェル中の初回散布細胞数、至適培養日数、その他の培養条件を決定した。さらに腫瘍壊死因子遺伝子をレトロウイルスベクターに組み込みマウス白血病ウイルスパッケージング細胞株PA317に導入する基礎実験を行った。マーカージーンをレトロウイルスをベクターとして骨肉腫細胞に導入する予備実験を試みた。しかしながら用いたレトロウイルスベクターによる遺伝子導入・発現では効率が低く、腫瘍壊死因子遺伝子の導入するまでには至らなかった。
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