1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05451091
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
田村 すず子 早稲田大学, 語学教育研究所, 教授 (50063590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 統己 札幌学院大学, 人文学部, 講師 (60224151)
菊地 徹夫 早稲田大学, 文学部, 教授 (00147943)
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Keywords | アイヌ語 / 北海道 / テープ / ビデオ / 音声資料 / 映像資料 / データベース / テキスト |
Research Abstract |
1.録音・録画:北海道沙流郡平取町、静内郡静内町、勇払郡鵡川町おとび千歳市で、単語の発音、独話、口承文学などのビデオ撮影およびDATテープ録音を行なった。Hi8ビデオテープ22本、DATテープ26本。 2.音声・映像資料の整理・保存:(1)音声資料について次のことができた:(1)オープンテープ・カセットテープからDATテープへの複製(約100本)。(2)内容目次作成、データベース打ち込み、目録の草稿(100本)。15EA03:(2)ビデオテープについて次のことができた:平成5-6(1993-94)年度までに撮影したビデオの内容目次作成、データベース打ち込み、目録の草稿(50本分)。 3.民族文化資料の研究:北方民族博物館フォーラム「アイヌ文化の成立を考える」で講演と討議を行なった。 4.資料のまとめと公刊:(1)テキスト:音声資料の筆記と入力を進め、その一部については、訳・注・索引つきのテキストを完成した(「別紙様式5」に記載)。 (2)索引:文脈つき行索引を含む『アイヌ語音声資料(7-9)索引』を作成した。 (3)テープ:(1)既刊の韻文音声資料テキストのテープ1巻を編集し公刊した(「別紙様式5」に記載)。(2)散文音声資料の音質不良のテープの音質を改良して聴き取りやすくし、同時に言い誤りの部分や音声の欠けた部分を補正した、教育用音声資料テープ1巻を作成し公刊した(「別紙様式5」に記載)。 5.資料を利用しての研究:(1)語彙研究の中間成果として『アイヌ語沙流方言辞典』を作成した(未刊)。 (2)電子辞典のひな型を作成した(関係者に配布し意見や要望を聞いてから、出版するものを仕上げる)。
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