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1993 Fiscal Year Annual Research Report

健康な高齢者の生活に対応した施設に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05452266
Research InstitutionKyushu Sangyo University

Principal Investigator

青木 正夫  九州産業大学, 工学部, 教授 (50037686)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 船越 正啓  九州産業大学, 工学部, 助手 (70181435)
上和田 茂  九州産業大学, 工学部, 教授 (70122596)
Keywords健康な高齢者 / 老人クラブ / 地域コミュニティ / 隠居慣行 / 隣居 / 親子二世帯住宅 / ゲートボール / カラオケ
Research Abstract

「隠居屋」については、一昨年行った壱岐の一集落の分析の結果、隠居慣行が未だに強く残っており、多くの知見が得られることが判明したので、昨年7月下旬、更に拡大し、他の二町二集落について実態調査を行なった。その結果、隠居慣行は現在もなお継承されながらも、社会的・経済的条件の変化に伴い、変質を余儀なくされ、多様な親子二世帯の居住形態が出現している事実をかなり的確に実証することができた。また、この変化は地区により異なった形態と速度で進行しており、現在の断面でみると、各地区の特有性をもたらしていることも把握できた。
なお、瀬戸内大三島の隠居屋については予備調査を終え、近々本調査を行う予定であるが、当初予定していた山口県徳地町は予備調査の結果、現在隠居慣行は大きく崩れ、大きな成果は期待出来ないことから割愛した。
また、壱岐における調査の分析段階で、都市の隣居・同居との比較を行うことが、更に問題を明確にすることが判明したので、都市部の親子二世帯住宅について予備調査を行い、分析を行っている。
地域での活動及び健康に関しては、「ゲートボールクラブ」が圧倒的に多く組織され、高齢者に最も影響力が大きいことから、「ゲートボール」を中心に実態調査を行った。農村部の例として壱岐の四町と、農村部が多く残っている地方都市の例として筑後市と、地価の高い山口県新南陽市において実態調査を行い、現在分析中である。

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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