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1993 Fiscal Year Annual Research Report

beta-カロテン、クロロフィル、カテキンの健康影響に関する無作為介入研究-Biological Marker(変異原性、NK活性、SCE頻度)を指標とした研究-

Research Project

Project/Area Number 05454219
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

廣畑 富雄  九州大学, 医学部, 教授 (50102075)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 富田 純史  宮崎大学, 農学部, 助教授 (70113230)
徳永 章二  九州大学, 医学部, 助手 (50227584)
清原 千香子  九州大学, 医学部, 助手 (00169963)
廣田 良夫  九州大学, 医学部, 助教授 (20080624)
Keywords無作為介入試験 / ベータカロテン / クロロフィル / 喫煙者 / 姉妹染色分体交換 / 小核試験 / ナチュラルキラー活性
Research Abstract

本無作為介入研究のために、福岡県で広く健診を行っている結核予防会の協力を得て、約1万人の健診記録を検討した。この内協力を得た事業所から、男性の中等度以上の喫煙者(20本以上/日)で、健診結果に異常のない者を選択した。協力を得たのは、7事業所である。上述の基準により選択した対象者に詳細な説明を行い、50〜80%の人々の協力を得た。合計180名の人々よりインフォームドコンセントを得た後、年令と喫煙量を対応させ無作為に3群に分け、無作為介入試験を開始した。各群はベータカロテン30mg/日、1mg/日(コントロール群)、クロロフィル120mg/日の投与を行っている。全員について採血し、一般生化学検査、ベータカロテン、NK(ナチュラルキラー)活性、小核試験、姉妹染色分体交換の検査を行っている。また喫酒、飲食、食生活、ストレス、その他のライフスタイルに関し、調査票による調査を行った。投与期間は6ケ月の予定であり、次年度において2回採血し、各群間のNK活性、小核試験、姉妹染色分体交換について比較検討を行い、ベータカロテン、クロロフィルの喫煙者の健康障害防止に果たす役割を検討する予定である。効果を検出しやすくするために、中等度以上喫煙者を選んだが、この研究結果は一般健常者にも適用されよう。また人数を絞って、喫煙者の尿中変異原性の減少効果についても検討される。付加的ではあるが、調査票による情報と各バイオマーカー間の関与についても検討が行われる予定である。

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Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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