1993 Fiscal Year Annual Research Report
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05555094
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| Research Institution | Yamagata University |
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Principal Investigator |
丹野 直弘 山形大学, 工学部, 教授 (00006248)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
當摩 照夫 パイオニア(株)総合研究所, 第五研究室, 室長
船場 忠幸 山形大学, 工学部, 助手 (30238654)
市村 勉 山形大学, 工学部, 助教授 (30250947)
大嶋 重利 山形大学, 工学部, 教授 (40124557)
渡部 慶二 山形大学, 工学部, 教授 (50007027)
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| Keywords | 光導波路メモリ / 3次元光メモリ / 光再生法 / 光干渉計測法 / 光周波数域リフレクトメトリー / 多モードレーザ |
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| Research Abstract |
本年度は、光導波路メモリの3次元構成の際にキーテクノロジーとなる超高分解光再生法の理論的並びに実用化のための簡便な光再生法について、光周波類領域再生法を発案し、これまでに無い新しい方法に基づく研究を展開し、当初の目的をほぼ達成するに至った。
1.メモリ媒体となる光導波路メモリディンプルの形状、屈折率分布反射効率、ディンプル数等について、先に理論解析した結果について、再度導波路メモリの最適化について検討を加えた。
2.従来全く試みられていなかった多モードレーザ発振半導体レーザを光源とする新規方法を発案し“多モードレーザのコヒーレンス関数"を理論的に導出し、そのコヒーレンス関数のデルタ関数的相関パルスにより、全モードスペクトルの逆数で決まる超高空間分解光再生法を理論解析と計算機シミュレーションにより明らかにした。
3.理論的解析結果に基づいて、多モード発振半導体レーザを用いて、スペクトル巾10nmに対する空間分解34μmにほぼ等しい光再生実験に成功し、さらにスペクトル巾の広い40nmを用いた実験により10数μmの超高空間分解光再生の実験に成功した。本データは世界的に観ても現在のところ最も優れたデータである。さらに、SNやダイナミックレンジをあげる方法について研究を進めている。以上の研究成果は論文欄に記載のように公表している。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 丹野直弘,市村勉: "マルチモードレーザリフレクトメトリー" 電子情報通信学会 信学技報. OQE93-89. 45-50 (1993)
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[Publications] 市村勉、丹野直弘、他4名: "マルチモードレーザリフレクトメトリーの実験的特性" 電子情報通信学会 信学技報. OQE93-137. 13-18 (1993)
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[Publications] H.Inaba,T.Ichimura,N.Tanno: "Laser computed tomography and transillumination imaging with coherent detection imaging techniques" Advance in Optical Imaging and Photon Migration,1st Topical Meeting in Orlando. WA-6. 112-115 (1994)
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[Publications] T.Ichimura,N.Tanno,et al: "Measurment of optical distances using coherent multimode laser light" Advance in Optical Imaging and Photon Migration,1st Topical Meeting in Orlando. WC-5. 136-139 (1994)
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[Publications] N.Tanno,T.Ichimura: "Optical multimode frequency-domain reflectometer" Optics Letters. Vol.19(to be published). (1994)
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[Publications] 丹野直弘、市村勉: "多モードレーザのコヒーレンスを用いた光反射強度分布再生法" 電子情報通信学会 論文誌分冊CI. J77(掲載予定). (1994)
