1993 Fiscal Year Annual Research Report
遺伝的アルゴリズムを用いた橋梁景観設計支援システムの開発
Project/Area Number |
05555127
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
古田 均 京都大学, 工学部, 助教授 (70109031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬野 元秀 大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (10131616)
宇都宮 智昭 京都大学, 工学部, 助手 (10211773)
杉浦 邦征 京都大学, 工学部, 助手 (70216307)
杉戸 真太 京都大学, 工学部, 助手 (60115863)
秋山 孝正 京都大学, 工学部, 講師 (70159341)
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Keywords | 景観設計 / コンピュータグラフィックス / 遺伝的アルゴリズム / ファジィ推論 / 多目的計画 / 対話型システム |
Research Abstract |
本年度は、中小規模の土木構造物を対象に、デザインの知識を持たない技術者に景観設計の指針となる景観予想図をコンピュータグラフィックスの画像として提供できるような景観設計支援システムのプロトタイプを構築した。対象となる景観をいくつかの景観構成アイテムの組み合わせと考え、その組み合わせ最適解が目標のデザインであると考え、その最適解の探索方法として遺伝的アルゴリズムの適用を試みた。また、景観の評価はあいまいであり、個人の主観も多分に含まれると考えられるので、そのような評価基準が不明確な問題を取り扱うのに適しているファジィ推論を導入した。さらに、多目的計画法を応用し、対話型システムとして設計した。本システムをダム天端の景観設計に応用し、その有効性と問題点や改良点について検討を加えた。
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