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1993 Fiscal Year Annual Research Report

癌リンパ節転移機構の細胞接着分子による解明-腫瘍・リンパ節間質細胞接着に注目して-

Research Project

Project/Area Number 05670985
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

土井 秀之  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (90188839)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 里見 進  東北大学, 医学部, 講師 (00154120)
片山 正文  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (00177411)
加藤 博孝  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (00240656)
Keywords細胞間相互作用 / モノクロナール抗体 / 細胞接着
Research Abstract

リンパ腫細胞と間質細胞との接着には、表面への接着や間質細胞下面へのもぐり込みが認められた。様々なリンパ腫に細胞間相互作用が認められた。表面への接着のみを示すものとしてJurkatリンパ腫、間質細胞下面へのもぐり込みを示す代表としてMolt4を選定した。まず、Jurkatリンパ腫を免疫源として、ラットに免疫し、モノクロナール抗体を作製した。抗体作製の試みは4回行い、4回目にはじめて成功した。抗体のスクリーニングは、細胞接着の抑制を指標とした。その結果、抑制を示すハイブリドーマが得られた。このクローニングを3回施行し、細胞接着を抑制するモノクローナル抗体DG20が得られた。Immunoprecipitationを施行し、抗体の認識する分子量は約140kDであることを確認した。細胞接着を抑制する抗体としてVLA4が報告されているが、DG20はhomotypic aggregationを誘発する事なく、接着を抑制することができ、現在遺伝子のクローニングを行っている。DG20は表面への接着や間質細胞下面へのもぐり込みの両方をブロックする。このため、もぐり込みを選択的にブロックするため、Molt4を免疫し、抗体を作製する試みも現在同時に行っている。

URL: 

Published: 1995-02-08   Modified: 2016-04-21  

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