1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05671075
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Research Institution | 大分医科大学 |
Principal Investigator |
奥園 真一 大分医科大学, 医学部, 助手 (00233453)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 公洋 大分医科大学, 医学部, 助手 (60227775)
金 良一 大分医科大学, 医学部, 講師 (40185905)
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Keywords | 肝癌 / 免疫療法 / OK432,IL-2肝動注 / TIL / LAK活性 |
Research Abstract |
臨床肝癌新鮮切除標本を用いて腫瘍湿潤リンパ球TILの採取とその抗腫瘍活性を検討した。 I群:術前無処置群,II群:術前OK432 10KE 肝動注群 を対象として (1)TIL採取量 (2)TILのNK活性 LAK活性 (3)TILのphenotypeを比較した。 (1)-II群のTIL採取量はI群に比べ有意に多かった。 (2)-II群のfresh TILにはNK活性・LAK活性がみられなかったが、II群のIL-2 50u/ml4日間cultureしたTILではI群に比べ有意にLAK活性の増強がみられた。 (3)-II群のTILのphenotypeをみるとI群に比べ有意にCD25の割合が多かった。 以上より OK-432肝動注によりtumor周囲にLAK precursorが集合してくるものと考えている。
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