1993 Fiscal Year Annual Research Report
CTデータによる回転パノラマX線撮影法の画像と線量の同時解析シミュレーション
Project/Area Number |
05671578
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
黒柳 錦也 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (60085751)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澁谷 仁志 東京歯科大学, 歯学部, 助手 (80246347)
北川 博美 東京歯科大学, 歯学部, 助手 (70246346)
西川 慶一 東京歯科大学, 歯学部, 助手 (30180590)
山本 一普 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50174785)
早川 吉彦 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (70164928)
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Keywords | 回転パノラマX線撮影法 / コンピュータシミュレーション / 画質 / 被曝線量 |
Research Abstract |
本年度の当初の計画としては、所有しているWS(ワークステーション)のメモリおよび固定ディスクを増設し、既に開発が済んでいる基本的なシミュレーシュンプログラムの改良およびX線のCTにより得た乾燥頭蓋骨の3次元スライスデータを基に構築したシミュレーシュンファントムへの臓器データの埋めこみを試みる予定であった。しかし、WSのメモリと固定ディスクは非常にに高価なため、シミュレーションプログラムを効率良く実行させるのに十分な増設は不可能と考えられた。一方この時期に、WSの増設費用よりも安価で、より計算速度が速く、しかもグラフィック表示機能に優れたOS(オペレーティングシステム)を利用可能なPC(パーソナルコンピュータ)が発売された。そこで、このPCを購入し、シミュレーションのプラットフォームとして使用することにした。そのため本年度は、WS上のシミュレーションプログラムならびにファントムデータをPCに移植することを中心に作業を行った。さらに移植の後、PC上で、被曝線量をシミュレートできるようにプログラムを改良し、またファントムに基本的な臓器データを埋め込んだ。
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