• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1994 Fiscal Year Annual Research Report

東南アジア島嶼部における国民文化と地方文化の相関的動態に関する文化人類学的研究

Research Project

Project/Area Number 06041017
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

山下 晋司  東京大学, 教養学部, 助教授 (60117728)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) グリヤ ワヤン  ウダヤナ大学, 文学部, 教授
ブディサントソ S.  インドネシア大学, 社会政治学部, 教授
清水 展  九州大学, 大学院・比較社会文化研究科, 教授 (70126085)
福岡 正太  国立民族学博物館, 第2研究部, 助手 (70270494)
永渕 康之  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (30208045)
鏡味 治也  金沢大学, 文学部, 助教授 (20224339)
関本 照夫  東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20110083)
Keywordsインドネシア / フィリピン / 地方文化 / 国民文化 / 観光 / 慣習 / 民族音楽 / バティック産業
Research Abstract

本年度は、インドネシアおよびフィリピンにおいて、現地調査を実施した。調査の実施にさきだって、インドネシア班は研究連絡会をもち、現地調査に関する研究打ち合わせを行なった。フィリピンでの調査は現時点においてはまだ終了しておらず、実施中である。
研究分担者はおのおのの研究課題(役割分担)にそって、聞き取り調査を主とする現地調査を実施し、同時に文献・音響資料等の研究資料を収集した。調査はそれぞれが独立して行ったが、ほぼ同じ時期にインドネシアで調査を行った山下晋司、関本照夫、鏡味治也、福岡正太は、現地での研究分担者であるインドネシア大学のS.ブディサントソとウダヤナ大学のワヤン・グリヤと連携をとりながら調査を実施した。また、調査終了後ジャカルタで、調査成果に関する討議を行い、LIPI(インドネシア科学院)に共著で調査成果報告書を提出した。
調査が完了していないフィリピンは別として、インドネシアに関して言えば、今回の調査によって、中部ジャワ(ジヨクジャカルタ)、西ジャワ(バンドン)、バリという三つの地域におけるインドネシア国家および世界資本主義との関係での地方(民族)文化の動態をまざまな切り口(バティック産業、音楽、観光、慣習、宗教など)から明らかにできた。今回の調査成果に関しては、さしあたりおのおのの研究分担者がそれぞれ論文等のかたちで適宜公表していくことになるが、同時に今回調査の成果と経験を来年度に予定している現地調査において生かしたい。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi