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1994 Fiscal Year Annual Research Report

教職の専門性と教師文化に関する国際比較共同研究

Research Project

Project/Area Number 06301032
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

藤田 英典  東京大学, 教養学部, 教授 (30109235)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 紅林 伸幸  東京大学, 教育学部, 助手 (40262068)
酒井 朗  南山大学, 文学部, 講師 (90211929)
油布 佐和子  福岡教育大学, 教育学部, 助教授 (80183987)
名越 清家  福井大学, 教育学部, 教授 (20030041)
SUKーTING Won  国際基督教大学, 教育学部, 助教授 (80231174)
Keywords教職の専門性 / 教師文化 / 教師のライフコース / 職務意識 / 官僚制 / 教師集団 / 教師の地位
Research Abstract

現在日本では様々な教育改革が進められているが、中でも教員資質向上の問題は、その重要な柱の一つとなっている。本研究では、カナダ、イギリス等8ケ国による国際比較共同研究「教師の専門性と教師文化に関する国際比較研究(略称:PACT)」の一環として、エスノグラフィック調査および質問紙調査を通じて、日本における教職の専門性と教師文化の構造、特質を考察してきた。この研究は、2年間の継続研究であるが、本年度に行った作業は、調査データの収集を中心に、次の4つである。
1)教師文化の構造とシステム化に関する文献研究
主に日本および欧米における教師文化に関する先行研究、基本的文献を収集し、それらの文献研究を通じて本研究の調査デザインと分析枠組みを確定した。
2)教師文化と教育実践活動に関するフィールドワーク
東京、愛知の小学校5校、中学校4校において参与観察を実施し、フィールドノートの作成、ビデオおよび写真撮影を行い、エスノグラフィック・データを収集し、教師文化と教師集団の構造と特質について分析を進めた。
3)教師のライフコースと職務意識に関するインタビュー調査
参与観察をおこなった9つの学校の教師各十数名を対象としたインタビュー調査を、夏休みと冬休みを利用して実施した。
4)教師の生活と意識に関する質問紙調査票の作成
過去に行われた教師文化・教師集団に関する質問紙調査研究の再検討と、参与観察の結果から得られた知見をもとに、調査票「教師の生活と意識に関する調査」を作成した。
なお、上に上げた4つの作業の成果は、1995年4月にイギリスとアメリカで行われる国際大会において発表する予定であり、現在それに向けて分析を進めている。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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