1994 Fiscal Year Annual Research Report
工学における逆問題の適切性の数学的研究とその工学への反映
Project/Area Number |
06305005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 昌宏 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (50182647)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 玄 東京理科大学, 理学部, 教授 (50118535)
中桐 信一 神戸大学, 工学部, 教授 (20031148)
塩田 隆比呂 京都大学, 理学部, 助教授 (20243008)
磯 祐介 京都大学, 理学部, 助教授 (70203065)
西田 孝明 京都大学, 理学部, 教授 (70026110)
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Keywords | 逆問題 / 適切性 / 数値解析 / 数理工学 |
Research Abstract |
平成6年7月21日から7月25日まで京都大学・理学部において日本・ロシア合同で逆問題に関する研究集会が開催され、本研究課題の研究分担者が参加し、工学における応用逆問題の適切性に関する理論的成果ならびにそれを踏まえた数値解析についての研究を発表した。ロシアからの参加者も交えて、活発な討論がなされた。 平成6年7月27日から7月30日まで大阪工業大学において第2回国際会議『数理工学における逆問題』が開かれ、本研究課題の研究分担者が参加し、国際的視野の下で、研究成果の交換、今後の逆問題の理論面からの研究と実践面のための研究の共同体制をどのように進めていくかについても議論がなされた。上記の2つの研究集会の議事録は来年度に出版される予定である。 平成7年2月9日から2月11日まで東京大学大学院・数理科学研究科において本研究課題による応用逆問題に関する研究集会を開催した。本研究課題の初年度における集会であることを考慮して、研究分担者の相互の知見の交換を十分に行うため、講演件数をしぼり、実用面からの要請から重要なさまざまな逆問題についての研究成果が発表された。さらにそのような研究に逆問題の適切性の数学からの研究を有効に応用するための議論もなされた。 平成7年2月21日から2月23日まで島根大学において不適切問題・逆問題に関する研究集会が本研究課題によって開かれ、重要ではあるが不適切とされて理論的な研究がさかんでなかった多様な問題について分担者によって解説・意見交換が行われた。
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