1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06401001
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Research Institution | ANNUAL OF THE INSTITUTE FOR COMPRENENSIVE STUDIES OF BUDDHISM TAISHO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
多田 孝文 大正大学, 人間学部, 助教授 (50054656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
広川 尭敏 大正大学, 人間学部, 助教授 (40199112)
斉藤 光純 大正大学, 人間学部, 専任講師 (80054617)
一島 正真 大正大学, 文学部, 教授 (10193442)
松涛 誠達 大正大学, 文学部, 教授 (20106727)
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Keywords | 塔爾寺 / クンブン / 阿嘉活佛院 / 宗喀巴研究所 / 却西活佛院 / 酥油華院 / 寳多活佛院 / 邁尼活佛院 |
Research Abstract |
本研究は、中国青海省塔尓寺所蔵の仏教文献を調査し目録を作成、貴重文献については、マイクロ化して総合研究を進めるものである。平成6年度第1回・7年度第2回に継続して、本年平成8年7月20〜30日に第3回の調査を行い、収集した記録フィルムから資料の整理と各書目ごとに蔵語、ローマナイズ、漢語、英語、和語を付し、コンピューターへの入力が進められている。 現地の調査については、文化革命による混乱により、各寺院に分散していること、一々の秩の開陳など種々の理由により困難を極めたが、山内11活仏の内、大経堂と4支院に集中していることが判明した。現在まで、所蔵全体の約1/3程度調査が進んだが、本年を第一次(3年間)調査の一応の区切りとして、調査を終了し、さらに機会を得て調査を継続する予定である。 調査によって得た記録フィルムは、阿嘉活仏院(宗喀巴研究所)・3560葉、却西活仏院(酥油華院)460葉、賽多活仏院4830葉、邁尼活仏院1150葉、計10000葉に及んだ。大経堂は現在修復中であり、全体の調査がおこなわれなかったが、次計画において継続調査が許可されている。 収集された記録写真については、現在各種西蔵目録と照合しながら、目録作成にとりかかり、4月中には完了する予定である。 大蔵目録は、クンブンチベット文献目録が中心となり、その他蔵外については、著者名のみ代表的なものを一部挙げることとする。 1.Bu ston rin po che 2.Gro lun ba blo gros 'byun gnas^* 3.sGra tshad pa 4.Je rin po che 5.mkhas grub rje 6.lCan skya ral pahi rdo rje 7.lCan skya nag dban blo bzan chos ldan 8.Pan chen blo bzan dpal ldan ye ses 9.Thui kwan chos kyi ni ma 10.rGyal tshal rje 11.khri chen blo bzan rgyal mtshan sen ge 12.dNul chu dharma badzra 13.dNul chu dbyans can grub rdor 14.Co ne bro bzan rgya mtsho 15.Ye ses rgyal mtshan 16.Pan chen bstan pai ni ma 17.bka gyur pa 18.'os kha rje drun blo bzan phrin las^* 19.Gun than bstan pai sgron me 20.A khu ses rab rgya mtsho 21.Sa skya bsod nams tse mo 22.rGya ba dhe 'dun rgya mtsho そのほか
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 松濤誠達: "二十一世紀における苦を釈尊の思想は救済できるか" 仏教の人間学II. 70-84 (1997)
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[Publications] 一島正真: "ラトナーカラシャーンティの修道考" 天台学報No.38. 38. 1-9 (1996)
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[Publications] 遠藤祐純: "瑜伽タントラについて.-瑜伽タントラの海に入る船を中心に-" 大正大学研究紀要(81). 81. 159-178 (1996)