1995 Fiscal Year Annual Research Report
誰にでも簡単に利用できるマルチメデイア環境の開発とそれを用いた教材の開発・試行
Project/Area Number |
06401018
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
中山 和彦 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (50091913)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高田 彰 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (00187965)
坂口 瑛 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (90026021)
東原 義訓 信州大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センター, 助教授 (90143172)
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Keywords | マルチメディア / システム開発 / 教材開発 / インターネット / ホームページ / CAI |
Research Abstract |
平成7年度においては、ウインドウズに対応するためのシステム構築、インターネットに容易にホームページを開設できるようなシステムの開発を中心に行った。 これまでMSDOS上で開発してきたCAI開発、実行、ネットワーク、評価のための諸ツール(スタディライター、スタディネット、スタディタイム、スタディノート、スタディエバル)をウインドウズ対応に再開発を行った。それにより、画像、動画、音声等を自由に教材の中に取り入れることが可能になった。また、子どもたちが自作したデータベースをホームページにのせてインターネットで公開することは非常に困難であるため、現在日本の学校で開設しているホームページには、先生が作った学校紹介位しかない。その問題点を解決するために、児童が作成したデータベースを公開できるようにする変換プログラムを開発した。 以上により、本研究の目標「誰にでも利用できるマルチメディア環境の開発」は、もちろん使用に伴うフィードバックにより改良すべき点はでてくるであろうが、大体完成したといえる。現在の課題は、その環境を用いた教材を開発し、それの試行を行うことであり、平成8年の本研究最終年度も目指し鋭意、研究・開発を実施中である。
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