1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06404073
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
野間 弘康 東京歯科大学, 口腔外科学第一講座, 教授 (40085791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 多加志 東京歯科大学, 口腔外科学第一講座, 講師 (90192145)
青柳 裕 市川総合病院放射線科, 助教授 (90158717)
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Keywords | 顎変形症 / 顎顔面手術シミュレーション / 3次元画像 / 3次元立体モデル作成システム / 光硬化性樹脂3次元モデル / 医療診断システム |
Research Abstract |
画像処理ワークステーション“IRIS Indigo2"と3次元画像作成ソフトウエア“医療診断システムMEIPR"を導入した。 顎変形症患者の頭蓋顎顔面骨の3次元画像をCTscan(HITACHI W2000)のスパイラルスキャンを用いて2mm幅で撮影し、3次元再構成に必要なデジタル画像データを日立メディカル(株)の画像データフォーマットの公開協力により、8インチ磁気ディスク(102スライス画像で8インチFD51枚/患者)経由で画像処理システムへ転送することが可能となった。この際にCTscanより転送したVOXCELデータを“MEIPRシステム"の画像へ変換するフィルタープログラムは新規に開発した。 顎顔面手術シミュレーションソフトウエアの開発にあたり、複雑な骨切り手術を画像上でシミュレートする上で必要となる手術パターンの解析を行うために、CTscanのVOXCELデータを3次元CADデータ(STL)で光硬化性樹脂による3次元立体モデル作成システムSOUPに1/4"カートリッジテープを介して転送を行い、画像での手術シミュレーションの模擬を行うため、実物大の光硬化性樹脂3次元モデルを作成した。(平成7年6月浜松 第5回顎変形症学会総会へ演題提出済み) 医療画像のデータフォーマットが標準化されておらず、8インチ磁気ディスクの標準画像データから5.25インチ光磁気ディスクの画像データフォーマットと圧縮技術を解析する手法をとらねばならず、データ転送システムの開発ステップが2段階となった。さらに、物理的データフォーマットの制限のため、当初より計画のIRIS Indigo2での5.25インチ光磁気ディスクを使用した画像データ転送が直接できず、やむなくPCをブリッジにしてデータをワークステーションにIRIS Indigo2転送した。そのためネットワークを拡張する必要が生じた。
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