1995 Fiscal Year Annual Research Report
言語態分析の観点からみた現代社会におけるメディアの役割-国際比較研究
Project/Area Number |
06451092
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
出淵 博 東京大学, 教養学部, 教授 (40016621)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
刈間 文俊 東京大学, 教養学部, 助教授 (00161258)
石田 英敬 東京大学, 教養学部, 助教授 (70212892)
小森 陽一 東京大学, 教養学部, 助教授 (80153683)
林 文代 東京大学, 教養学部, 教授 (20139497)
湯浅 博雄 東京大学, 教養学部, 教授 (30130842)
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Keywords | メディア / 現代社会 / 言語態分析 / 国際 / 情報 / テクスト / 言語 / 批評 |
Research Abstract |
研究2年度の当年の研究実績は、以下のように大別される。 1.資料収集および分析など 各研究者はそれぞれの担当分野の資料収集、分析に努めた。 2.国際シンポジウムなどにおける研究など (1)1995年8月北海道大学において開催された第16回札幌ク-ルセミナーに出席した研究者は、今世紀アメリカにおけるテクノロジーと文学、メディアの関係について、有意義な討論に参加することが出来た。 (2)1995年11月国際文化会館において開催された「アメリカとアジア太平洋地域における多文主義」に関する講演・シンポジウムに出席した研究者は、ロナルド・タカキ氏による原爆投下に関するメディアの役割などの発表、およびそれについてのパネリストの反応などから、近年ますます盛んになっている多文化的視点の重要性について、大いに学ぶところがあった。 (3)1995年11月17,18日、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻の主催により、国際シンポジウム「日仏メディア学シンポジウム95」が開催された。17日はソルボンヌ大学メディア学教授であり哲学者であるレジス・ドゥブレ氏の他、西谷修、大澤真幸氏等、18日はダニエル・フニュー、宮下志朗、小森陽一、石田英敬、吉見俊哉氏等による活発な討議が展開された。 3.勉強会 意見交換の場として、年度末に勉強会を開催する予定である。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 湯浅博雄: "死のシミュラークル-ドゥルーズと死" 現代思想. 24. 90-97 (1996)
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[Publications] 斎藤兆史: "英語帝国主義は怖い/怖くない" 現代英語教育. 31. 8-11 (1995)
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[Publications] 小森陽一: "文学とメディア" 文学の方法. 11-27 (1996)
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[Publications] 小森陽一: "読むことの複数性" ひと. 274号. 1-8 (1995)
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[Publications] 刈間文俊: "王朔と「陽光の輝く日々」" ユリイカ. 7. 338-339 (1995)
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[Publications] 石田英敬: "ドゥルーズとシ-ニュ" 現代思想. 24. 160-167 (1996)
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[Publications] 出淵博(共著): "Hamlet and Japan" A.M.S.Press, 313 (1995)
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[Publications] 林文代(共著): "読み直すアメリカ文学史" 研究社, 500 (1996)