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1994 Fiscal Year Annual Research Report

魚類における有用遺伝子プローブの開発とその利用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06556032
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

会田 勝美  東京大学, 農学部, 教授 (50012034)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小林 牧人  東京大学, 農学部, 助手 (30183809)
渡部 終五  東京大学, 農学部, 助教授 (40111489)
加藤 幸雄  群馬大学, 生体調節研, 助教授 (30114177)
青木 宙  東京水産大学, 水産学部, 教授 (00051805)
隆島 史夫  東京水産大学, 水産学部, 教授 (60041703)
Keywords魚類 / 遺伝子プローブ / cDNAプローブ / 系統判別 / ホルモン
Research Abstract

会田、小林、加藤、川添担当分
キンギョ下垂体cDNAライブラリーを作成し、PCR法により生殖腺刺激ホルモン(GTH)のα鎖およびβ鎖のcDNAクローン化を行なった。その結果、キンギョでは、サケ科魚類と同様、2種類のα鎖遺伝子が存在すること、I型β鎖およびII型β鎖の2種類のβ鎖が存在し、コイ科においても2種類のGTH分子が存在することが明らかとなった。さらにこの下垂体cDNAライブラリーより、プロラクチンのcDNAのクローン化を行なった。またキンギョ下垂体よりGTH、プロラクチン等のホルモンの精製をすすめている。
渡部担当分
キンギョ温度馴化ペプチドの単離およびcDNAクローン化を行なった。
隆島担当分
近交系メダカの系統間におけるゲノムの差異を検出する目的でRandom amplified polymorph ic DNA(RAPD)法によるDNAフィンガープリントを行なった。その結果、RAPD法が系統判別に有効であることが確認された。
青木担当分
コイのβグロビン遺伝子のクローン化を行ない、βグロビン遺伝子の検索プローブとしての利用および組織特異的発現ベクターの構築に利用が可能となった。またRT-PCR法により魚類の組織からβアクチンのmRNAを検出を試みたところ、10mg程度の組織量で検出が可能であることが明らかとなった。このことにより、βアクチンのRT-PCR法は、特定遺伝子の発現動態解析の際の内在性マーカー検出法として有効であることが明らかとなった。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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