• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1994 Fiscal Year Annual Research Report

液体アルゴン・カロリメータを用いた希土類元素近辺の新中性子過剰核の探索実験

Research Project

Project/Area Number 06640413
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

道家 忠義  早稲田大学, 理工学部総合研究センター, 教授 (60063369)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 孝義  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 助教授 (70156446)
山田 勝美  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (30063316)
Keywords液体アルゴン / カロリメータ / 希土類元素 / 中性子過剰核 / 同位元素弁別
Research Abstract

液体アルゴン・カロリメータの高エネルギー重イオンに対する予備実験は、昨年の6月後半から7月の初めにかけてGSIにおいて行なわれた。使用されたビームは、約850MeV/nのNe,Na,Mgの同位体である。この実験は、理化学研究所の谷畑グループの実験のパラサイト実験としてなされ、すでに MUSIC や TOF によって分離された10数ケの核種がカロリメータに入射した結果を観測しいる。現在、その観測結果を解析中である。このカロリメータでは、理論的には個々の核種が弁別され得る筈であるが、それらの同定はそう容易ではない。ただ、最近の結果によれば、個々に核種が弁別される程度のエネルギー分解能が得られていることが確認された。この確認に基き、それぞれの核種の足取りの追跡が行なわれつつあり、やがてその全ぼうが明らかとなろう。
今年は、7月に、再び、GSIで^<58>Niイオン・ビーム照射実験が、より単純な電極配置で行なわれることになっている。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi