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1995 Fiscal Year Annual Research Report

計装化シャルビー衝撃曲げを利用した応力-ひずみ測定

Research Project

Project/Area Number 06650097
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

茶谷 明義  金沢大学, 工学部, 教授 (30019731)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 放生 明廣  金沢大学, 工学部, 教授 (80019778)
立矢 宏  金沢大学, 工学部, 助手 (10216989)
Keywords動的応力-ひずみ関係 / 計装化シャルピー衝撃試験 / 衝撃荷重 / 単純塑性曲げ理論
Research Abstract

前年度に引続き,計装化シャルピー衝撃試験法とはりの単純塑性曲げ理論に基づく動的応力-ひずみ関係の測定法を確立するために、比較的低強度の材料を対象として実験を重ねたが、ひずみが小さく弾性域相当部分では応力-ひずみ関係に多少の波打ちが見られ、必ずしも良好な結果が得られなかった。しかし弾性ひずみ域が大きい高強度材の場合には良好な結果が得られた。はりの衝撃曲げの場合に準静的な力の釣り合い状態になるまで相当程度の時間と変形が必要なためと考えられた。そこで更に試験片材質を種々変化させたものについて実験を行い、特に1軸圧縮や引張試験が比較的困難とされる高硬さ材の動的強度に関する一連の資料を得た。すなわち、種々の鋼種の熱処理によって硬さHV120〜900程度の試験片を準備し、本法によって得られた動的応力-ひずみ関係から降伏点や破断強度を求め、そのひずみ速度と硬さ依存性を明らかにした。その結果、高硬さになるほど強度のひずみ速度依存性は小さくなり、硬さの増大とともに強度も増大するが、HV600〜700程度のとき強度は最大となりその後硬さが増大しても強度は減少することがわかった。これらの結果の傾向は従来の静的試験によって言われていることと一致する。
以上2年度にわたる結果をまとめて「計装化シャルピー衝撃試験法による動的応力-ひずみ関係の測定」と題し、機械学会論文集に投稿中である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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