1995 Fiscal Year Annual Research Report
学校週5日制への移行を目指した小学校算数科の新しいカリキュラムの開発研究
Project/Area Number |
06680234
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
伊藤 説朗 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30117329)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 美憲 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (90226259)
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Keywords | 小学校算数科 / カリキュラム / 学校週5日制 |
Research Abstract |
前年度の研究成果である「月2回土曜休業とした場合の小学校算数科カリキュラム」の開発を踏まえて、本年度は完全な学校週5日制へ移行した場合の算教科カリキュラムの開発を行った。その際、 (1)小・中・高校一貫した算数・数学科のカリキュラムを作成する。 (2)スパイラル方式の見直しを行い、集約化を図る。 (3)授業時数は、学校5日制に対応して、大幅に削減する。 (4)重要度を吟味し、必修と選択とに区分する。 (5)離散数学や応用数学の導入、電卓・コンピュータの活用、現代化の再評価などを検討し、新たに魅力的な内容を取り入れる。 というカリキュラム編成方針の下で、13名の小学校教諭の共同研究者と共に、指導内容だけでなく、各項目毎の具体的内容及び指導時数についても検討を行った。さらに、大幅な変更を伴う内容項目の主要なものについては、実践例も示し、改訂の趣旨が理解しやすいよう配慮した。なお、詳細については、研究報告書(A4版、129ページ)を参照していただきたい。
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Research Products
(1 results)