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1994 Fiscal Year Annual Research Report

ラット可移植性口腔癌細胞の単クローン抗体作製と免疫電顕法による癌細胞動態の研究

Research Project

Project/Area Number 06771920
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

宮本 洋二  徳島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (20200214)

Keywords口腔癌 / 単クローン抗体 / 扁平上皮癌 / 悪性組織球腫
Research Abstract

1.ラット可移植性扁平上皮癌細胞株(RTC)とラット可移植性悪性組織球腫細胞株(MFH)のin vivoにおける継代実験
RTC株とMFH株の継代安定性を図るために、化学誘発させた近交系ラット(F344)の皮下および筋肉内に継代移植を行った。その結果、RTCは現在14代継代中で、生着率は20-60%であった。MFHは現在24代継代中で、生着率は40-100%の生着率を示した。しかし、2系統の細胞株ともに継代中には転移形成は認められなかった。
2.ラット可移植性扁平上皮癌細胞株(RTC)とラット可移植性悪性組織球腫細胞株(MFH)の培養株化実験
RTC株はin vivo継代9代目の細胞を、また、MFH株はin vivo継代17代目の細胞を培養株化実験に使用した。RTC株は、in vitroで現在14代継代中で、細胞倍加時間は22.4時間であった。MFH株は、 in vitroで現在21代継代中で、細胞倍加時間は15.2時間であった。さらに、両細胞株を再度、近交系ラットに移植し、その生着率を確認した。RTC株の生着率は0-40%で、MFH株の生着率は0-60%であった。発育形成は、RTCの一部では浸潤発育が観察されたが、MFHには浸潤発育はみられなかった。そこで、RTC株は12代目(in vitro)を、MFH株は18代目(in vitro)を2回限界希釈法にてクローニングを行った。
3.モノクローナル抗体の作製
現在、クローニングを行ったRTC株とMFH株をBALB/Cマウスに免疫し、モノクローナル抗体作製の実験中である。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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