1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07044126
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤元 薫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30011026)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
フィリモノフ I. モスクワ国立大学, 化学科, 助教授
ロゾフスキー A.Y. ロシア科学アカデミー, 石油化学合成法研究所, 室長
サディユフ V.A. ロシア科学アカデミー, 触媒研究所シベリア研究所, 所長
ヤン Y.B. ロシア科学アカデミー, 海洋地質研究所, 所長代理
クリロフ O.V. ロシア科学アカデミー, 化学物理研究所, 室長
シーロフ A.V. ロシア科学アカデミー, 化学物理研究所, 所長
山田 宗慶 東北大学, 工学部, 教授 (40091764)
八嶋 建明 東京工業大学, 理学部, 教授 (60016409)
水野 光一 資源環境技術総合研究所, 大気圏環境保全部, 室長
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
乾 智行 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60025989)
市川 勝 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (70176288)
岩澤 康裕 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40018015)
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Keywords | 天然ガス / 化学的転換 / 触媒 / プロセス / 有効利用 |
Research Abstract |
平成7年度の活動は2種に大別される。第一はロシア共和国の科学アカデミーおよび工業省傘下の研究所における指導的立場の研究者6名を日本に招待し、日本の大学および民間研究施設の見学および研究者との交流を通じて相互の考え方の交流を計った。東京大学において研究会を実施し、ロシアにおける石油・天然ガスの資源開発および転換利用について基礎的、応用的研究の現状について報告を受けた。講演のタイトル、講演者、所属は以下の通りである。 バイオミメティック触媒:A.E.シ-ロフ:ロシア科学アカデミー化学物理研究所 ロシアのメタノール合成技術:A.Y.ロゾフスキー:石油化学合成研究所 天然ガス利用技術:O.V.クリロフ:ロシア科学アカデミー化学物理研究所 新規合成触媒:Y.B.ヤン:ロシア科学アカデミー海洋地質学研究所 選択的脱硝触媒:V.A.サディコフ:ロシア科学アカデミー触媒研究所 ロシアの石油精製技術:E.ラドチェンコ:石油工業省 また、9月20日より9月29日まで日本より7名の研究者を派遣し、ロシアの研究所を訪問し、見学し議論をするとともに講演を行った。訪問先は、石油化学合成研究所、全ロシア石油精製科学研究所、ロシア科学アカデミー化学物理研究所、モスクワ石油精製場、モスクワ大学、ロシア科学アカデミー触媒研究所などである。講演タイトル、講演者、所属は以下の通りである。 シップインボトル法を用いたメタンのホモロゲーション触媒の設計:市川勝:北海道大学 脱硫触媒における反応活性と微細構造:山田宗慶:東北大学 多機能触媒を用いた天然ガスの高効率化学転換:乾智行:京都大学 メタロシリケート触媒の合成と触媒特性:八嶋建明:東京工業大学 スピルオーバー効果を用いた触媒設計:勝元薫:東京大学 さらに、ロシアよりモスクワ大学の研究者を日本へ2月5日より3月31日まで招待し、天然ガス転換の触媒に関する基礎研究を行った。
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