1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07301067
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Section | 総合 |
Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
水谷 史男 明治学院大学, 社会学部・社会学科, 教授 (90157503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野澤 章子 岩手県立盛岡短期大学, 助手
石川 雅典 秋田桂城短期大学, 助教授 (90289752)
須賀 和彦 福山平成大学, 経営学部, 専任講師 (90221308)
長濱 一夫 同朋大学, 社会福祉学部, 教授 (20189153)
橋本 敏雄 明治学院大学, 社会学部, 教授 (80062173)
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Keywords | 就業移動 / 地域間人口移動 / 職業選択 / 地方都市 / 社会移動 |
Research Abstract |
本年度は、研究課題の職業選択と就業移動の実態を特定地域について明らかにするため、昨年度の最後2月中旬に、岐阜県高山市で実施した住民調査(対象サンプル800)のデータ集計と分析を進め、基本的な集計結果を第1次報告にまとめた。これは別記「研究所年報」27号としてまもなく発表予定である。これは年齢・性別を広くとった標本調査であり、飛騨地方からの就業移動の実態と意識を時系列的に捉えている。詳細な分析はこれからであるが、高山市民の域外居住とくに大都市生活経験と移動状況が現在の生活や意識とどう関係しているかが焦点となる。また、今年度は補足のために神岡町はじめ後背地域への補充調査を行った。 また、これと並行して、高山市を中心とする飛騨地方にある高等学校の、在学生徒(2年生)を対象とする高校生調査を、9月から10月にかけて実施した。 回収したサンプルは約900であり、現在整理集計中である。 調査結果から、これから将来の職業や生活を展望する高校生が、飛騨という「地域」がもつ意味をどう捉えているのか、移動への指向は変化しているのか、などが明らかになると思われる。なお、この2つの調査データを中心に、研究分担者による分析と討議を深めながら、最終年度である次年度での調査・研究計画と報告書への研究成果のとりまとめについて検討した。できれば、飛騨地域以外の同規模の地方都市で比較のための調査を行うことができればと考えている。
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