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1995 Fiscal Year Annual Research Report

55年体制の崩壊

Research Project

Project/Area Number 07302009
Research Category

Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

岡沢 憲芙  早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60063773)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飯尾 潤  埼玉大学, 大学院・政策科学研究科, 助教授 (90241926)
篠田 徹  早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (60196392)
田中 愛治  青山学院大学, 法学部, 助教授 (40188280)
藪野 祐三  九州大学, 法学部, 教授 (10047730)
佐々木 毅  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (90009803)
Keywords現代日本政治 / 政党制 / 政治変動 / 投票行動 / 政治意識 / 政治構造 / 一党優位制 / 政策過程
Research Abstract

平成7年度は、春のうちに研究分担を話し合い、相互の研究領域の調整について決めた後、それぞれが研究分野の見通しをつけるところから研究活動を開始した。当初から重視していた実態調査に関しては、参加者も多いので、各分担者が個別に聞き取り調査や資料の発掘などを行うのを基本としたが、研究会などの機会をとらえて、共同でも行った(平成7年7月の金沢での会合、10月と平成8年の東京での会合)。
総括研究会は3回行って、参加者は全員何らかの報告を行い、研究の進展状況を確認しながら、全体としての共同研究の方向付けを行った。基本方針としては、狭い意味での政局分析は特に行わず、むしろいくつかの問題論的な観点から、同時照射的に1993年夏の政権交代に至る過程を分析することとし、自体を復元する方向を採用した。具体的には、政党システムの観点からの分析、地方政治の観点からの分析、政策課題の観点からの分析、内閣のリーダーシップと官僚制の観点からの分析、マスメディアの役割の分析、労働運動の観点からの分析、国民意識の観点からの分析を重ね合わせることによって基本的な記述を行い、それに対して政治理論、政治文化論、官僚制論、新制度論などの理論的なアプローチによる分析を縦横に組み合わせて、盛んな議論が繰り広げられた。
まだ結論的な成果は上がっていないが、議論の過程で1970年以来の社会・経済的な変動を後から追いかけるかたちで政治変動が生じつつあったこと、しかしながら基底的な要因を組み合わせたのは、政治家などの現実のアクターによる選択であったことが基本了解とされた。今後は、最終的な成果を作り出すために、各分担者が原稿執筆へ向けた作業に掛かる予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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