1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07305035
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
内島 俊雄 筑波大学, 物質工学系, 教授 (30010804)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬川 幸一 上智大学, 理工学部, 教授 (60053675)
薩摩 篤 名古屋大学, 工学部, 講師 (00215758)
上野 晃史 静岡大学, 工学部, 教授 (30135420)
岡本 康昭 大阪大学, 基礎工学部, 助手 (80029553)
丹羽 幹 鳥取大学, 工学部, 教授 (10023334)
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Keywords | 参照触媒 / 触媒調製 / 酸化モリブテン / 酸化バナジウム / 酸化コバルト / アルミナ / チタニア |
Research Abstract |
平成7年度は三種類の触媒に関する以下のような研究を行い、科学研究費集会を開催してその内容を議論した。いくつかの非常に興味深い事実を得ることができた。これらの事実は触媒調製における重要なポイントであると考えられ、研究の目的である触媒調製の標準化にむけて重要な成果がえられたといえる。 MoO_3/Al_2O_3触媒グループは水溶液からの含浸担時後の乾燥過程の触媒活性への影響に着目し、乾燥方法だけを変えたいくつかの触媒を代表が調製し、これを各グループに配布した。各グループはそれぞれの得意の方法でこれらの触媒のキャラクタリゼーションに関する実験を行った。これらの結果を科学研究費集会において集計、比較検討したところ、乾燥過程が触媒活性に大きな影響を及ぼすことが明らかになった。 V_2O_5/TiO_2触媒グループも上と同様な方法により調製過程の検討を行った。この結果、バナジウム原料の違いが触媒活性に及ぼす影響がもっとも顕著であることがわかった。 さらに、CoO/Al_2O_3触媒グループも同様な研究によりアルミナの細孔径とコバルトの原子価に相関性をみいだした。 それぞれのグループごとに成果を論文として公表する作業に入っている。次年度においては今年度の成果をもとに、これらの更なる確認および別の調製過程の触媒性能に及ぼす影響を考慮する。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] J.Nakamura ら: "Methanal Synthesis over a In-depasited Copper Madel Catabpt" Catalysis Letters. 31. 325-331 (1995)
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[Publications] K.Sato ら: "Partial Oxidation of CH_4 to Synthesis Gas Using a Rh/YSZ/Ag Flectrochemical Membrane Reactar" J. Chem, Soc., Faraday Trans.91. 1655-1661 (1995)
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[Publications] M.Niwa ら: "Structure and Activity of Molybdenam Oxide Mono-atomic dayer Farmed on Tin Oxide" J.Catalyris. 151. 285-291 (1995)
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[Publications] Y.Okamoto ら: "Cobalt-Molybdenum Sulfide Catalysts Sapported on Alamina" Ird. Erg. Chem., Research. 34. 3703-3712 (1995)
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[Publications] Z,Zhang ら: "Chemical Recycling of Waste Polyptyrene into Styrone over Solid Acids and Bases" Ird. Eng. Chem., Research. 34. 4514-4519 (1995)
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[Publications] D.Ye ら: "Factars Determining the Selective Expasure of (010)Plane of V_2O_5 Catalysts Sitpparted on Various TiO_2" Res, Chem, Intermed.21. 95-114 (1995)