1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07305035
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
内島 俊雄 筑波大学, 物質工学系, 教授 (30010804)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 弘 埼玉大学, 工学部, 教授 (60092574)
田中 庸裕 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70201621)
上野 晃史 静岡大学, 工学部, 教授 (30135420)
岡本 康昭 島根大学, 総合理工学部, 教授 (80029553)
丹羽 幹 鳥取大学, 工学部, 教授 (10023334)
|
Keywords | 参照触媒 / 調製條件 / モリブデナ / バナジア / 酸化コバルト / インパクト・ファクター |
Research Abstract |
参照触媒を用いる触媒調製の標準化をテーマに、組成のみを指定したモリブデナ・アルミナ系、バナジア・チタニア系、酸化コバルト・アルミナ系の、環境触媒としても重要な3種の担持酸化物触媒を選び、メンバーが思い思いの手法で触媒を調製し、思い思いのキャラクタリゼーションを実施し、かつ触媒活性を比較し合うことにより、調製およびキャラクタリゼーションにおけるキ-ポイントを総合的に解明しようとした。 それぞれの結果を比較し議論を重ね、焦点を絞って再度同じプロセスを繰り返すことによって、含浸の手法、含浸溶液のpH、乾燥の温度と雰囲気の条件、焼成温度、等々の調製条件を徹底的に解明しようとした。多数の研究者による共同作業であるため、従来の伝統的手法から最新の表面科学的手法に至るまで、考えられるすべてのキャラクタリゼーションの手法が動員され、それらの結果がまた調製法にフィードバックされるという形で研究が進展した。 最終的に、調製条件のどのファクターが触媒性能を大きく左右するか、またどのファクターは性能に影響を及ぼさないといった、インパクト・ファクターという新しい概念で、結果の総合的な整理をすることができた。 以上の結果は、国際的学術誌にすでに公表されたり、あるいは印刷中の段階にある。
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] Y.Okamoto et.al.: "Preparation of Molybdena-Alumina Catalyst.Part 1.Surface Area of Alumina" Applied Catalysis. (印刷中). (1998)
-
[Publications] Y.Okamoto et.al.: "Preparation of Molybdena-Alumina Catalyst.Part 2.Volume of Impregnation Solution" Applied Catalysis. (印刷中). (1998)
-
[Publications] Y.Okamoto et.al.: "Preparation of Molybdena-Alumina Catalyst.Part 3.Drying Process" Applied Catalysis. (印刷中). (1998)
-
[Publications] Y.Okamoto et.al.: "Preparation of Molybdena-Alumina Catalyst.Part 4.Preparation Parametors and Impact Index" Applied Catalysis. (印刷中). (1998)
-
[Publications] H.Hamada et.al.: "Effect of Co Ion Disporsion on Selective Catalytic Reduction of NO on CoO/Alumina Catalysts" Chemistry Letters. 1997. 887-888 (1997)
-
[Publications] A.Satouma et.al.: "Activity of Surface Species of (VO)_2P_2O_7 in the Oxidation of n-Butane" Applied Surface Science. 1997. 496-499 (1997)