1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07401005
|
Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
保田井 進 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (60085678)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大橋 薫 聖徳大学, 人文学部, 教授 (90062067)
|
Keywords | 筑豊地域 / 石炭産業 / 失業問題 / 生活保護 / 地域福祉 / 保健医療 / 同和・人権 / 就学前教育 |
Research Abstract |
(1)研究分担者により,以下のような項目を各自分担領域の調査研究が実施され,相互に発表を行なった。 (2)田川群部の生活保護状況の40年間の推移と高齢社会を迎えた今後の地域の展望 (3)旧産炭地の地域社会の地域特性と地域の課題,生活問題の様相について。 (4)地域社会と階層意識についての田川市の調査と他都市との比較。 田川地域の失業問題と就業構造,失業率の高さとその発生原因について。 (5)外国人居住者の状況と生活,史戦争中に強制連行された在日コリア人を中心に。 (6)田川地域の食生活の独自性と社会的背景,他方面からの流入による他融合と地域特性。 (7)炭鉱閉山の影響をうけた田川地域の精神医療の変遷と精神障害の状況 (8)アルコール依存症の状況と地域社会,2症例の分析と社会文化的背景。 (9)田川市民意識調査による生活様式の構成とその基礎条件として,安定性,生活問題等を分析, (10)ひとり親家族の実態調査と福祉課題,ひとり親家庭の比率の高さと地域特性の分析。 (11)田川群川崎町の地域福祉の課題と展望,老人保健福祉調査と福祉計画の分析と地域の特徴。 (12) 9田川地域の就学前教育のあゆみと子育てと保育問題,その炭鉱とのかかわり。 (13)田川地区の保育所と幼稚園を対象にした調査と就学前教育の課題。 (14)田川地区の障害者問題と障害者福祉計画 これらを学会発表,研究誌に論文掲載した。調査期間終了に当たり,集約して,学術図書として出版する方向で協議を進めている。
|
Research Products
(2 results)