1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07408002
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Research Institution | UNIVERSITY OF TSUKUBA |
Principal Investigator |
渡邊 光雄 筑波大学, 教育学系, 教授 (90015850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉江 森男 筑波大学, 教育学系, 助教授 (30133044)
大河原 清 岩手大学, 教育学部・附属教育実践研究指導センタ, 教授 (40168878)
西岡 隆 筑波大学, 構造工学系, 教授 (30011141)
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Keywords | 用途別構成様式可変型情報 / MPEG1 / ハイパー情報広域利用 / 実用性評価 |
Research Abstract |
初年度の研究成果(用途別情報の可変型構成様式の手続き策定、画質評価手法の特定)と第2年度の研究成果(ハイパー情報制作システム・プロトタイプの制作、ハイパー情報の試作評価)に基づき、第3年度は、物理学、構造工学、教育工学等の各専門分野におけるハイパー情報(用途別構成様式可変型情報)の制作、その稼働評価、用途別構成様式可変型情報広域利用システム・プロトタイプの制作、情報の経済性評価モデルを参考にしたその実用性確認を研究目的とし、次の成果を得ることができた。 1.物理学・構造工学・教育工学の各分野におけるハイパー情報(用途別構成様式可変型情報)の制作手続きを次のように定め、その制作を実行することができた。即ち、デジタル処理されたビデオ情報の制作、そのビデオ情報のMPEGI変換によるビデオサーバ登録、そして、文字情報と静止画情報のWWWサーバ登録の順に手続きを定め、その実行性を確かめた。 2.ハイパー情報広域利用システムのプロトタイプを、ビデオエンコーダ、ビデオサーバ、WWWサーバ、ネットワーク、端末を用いて制作することができた。 3.上記のプロトタイプを用い、筑波大学教育機器センターと筑波大学構内遠隔地及び筑波大学構外遠隔地(岩手大学)との間で、物理学・構造工学・教育工学のハイパー情報の利用を行い、その実用性評価を行うことができた。 本年度の研究実績は、三カ年にわたるプロジェクト全体の成果でもあり、上記、三項目の成果を以てハイパー情報広域利用システムの開発研究のまとめとすることができる。
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Research Products
(1 results)