1997 Fiscal Year Annual Research Report
教員養成大学における教科教育学カリキュラムの開発-研究方法を軸とした一般教科教育学構築の試み-
Project/Area Number |
07408003
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Research Institution | JOETU UNIVERSITY OF EDUCATION |
Principal Investigator |
二谷 貞夫 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (10156135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西川 純 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80218130)
阿部 靖子 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (00212556)
山本 友和 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (90210541)
南舘 忠智 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (20024440)
戸北 凱惟 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (20018659)
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Keywords | 一般教科教育学 |
Research Abstract |
現在、国語・算数・理科・社会等の既存の教科の枠を越えた、新たな科目の創造が具体的に検討されている。さらに、小学校では同一教師が複数の教科を担当しているため、それぞれの教科の関連をはかる手がかりを必要としている。 しかし、教科内容を検討する教科教育学は、既存の教科ごとの縦割りで研究されている場合がほとんどである。そのため、理念的には教科の枠を越えた教科教育学が提唱されているものの、各科教育学(国語科教育学、算数科教育学等)の集合体が教科教育学の実体であった。本研究では、以下の10の視点から一般教科教育学を構築した。 一般教科教育学の成立根拠 総合的カリキュラムの構成原理と、実践学の成立条件。 人類的課題に応える教科教育の構造。 教科教育学に固有の授業分析アプローチとは何か? 多様な知識を背景とした問題解決:算数と理科に焦点を当てて 学習者特性としての文脈依存性 環境教育実践の実態分析とカリキュラム 教科教育における環境認識 環境教育における表現教材を用いた総合学習 環境教育における生活教材を用いた総合学習
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