1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07452012
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Toyo Eiwa University |
Principal Investigator |
増田 弘 東洋英和女学院大学, 社会科学部, 教授 (70136894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細谷 正宏 同志社大学, アメリカ研究所, 教授 (80165563)
木村 昌人 東洋英和女学院大学, 社会科学部, 助教授 (50225059)
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Keywords | 公職追放 / 公職適否審査委員会 / ノルウェー・ベルゲン大学 / 4大財閥 / 指導者交代 / 渋沢敬三 |
Research Abstract |
公職追放の政治的研究を行ないつつある増田は、第一に公職適否審査委員会に関する論文をまとめ、岩波書店が戦後50周年記念で刊行した『戦後日本・占領と戦後改革』全6巻中の第2巻『占領と改革』に所収された。この結果、追放者の資格審査がどのように実施されていたかを解明できた。第二にGHQが占領末期に編纂した膨大な日本占領史、つまりHISTORY OF THE NON-MILITARY ACTIVITIES OF THE OCCUPATION OF JAPAN,1945-1951の第6巻『公職追放(The Purge)』の翻訳と解説を日本図書センターより刊行した。第三にノルウェー・ベルゲン大学から刊行予定の論文集THE NORWEGIAN PURGE PROCESS IN COMPARATIVE PERSPECTIVEのための論文:Purge policy after the collapse of Japanese Militarisumを提出した。 公職追放の経済的研究を行ないつつある細谷は、10大財閥のうち4大財閥(三井、三菱、住友、安田)のパ-ジ対象者の特定化を終了し、引き続き他の6大財閥のパ-ジ対象者の特定化に着手した。具体的成果は、増田と同様ノルウェー・ベルゲン大学から刊行予定の論文集に提出した論文:The Economic Purge in Occupaied Japan, p1945-1952.One Aspect of Economic Reformsである。 公職追放の地方的研究を行ないつつある木村は、地方経済界の指導者交代に関して高知大阪、横浜の3ケースの資料収集とインタビュー調査を実施した。また渋沢敬三の公職復帰後の滑動について遺族へのインタビューを行なった。具体的成果は、上記と同じ論文集のための論文:Purge and the reginal economic world. Focusing on the Alternation of the President of the Chambers of Commerce and Industryである。
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[Publications] 増田 弘: "公職追放の衝撃-公職適否審査委員会を中心として" 中村政則ほか編『戦後日本、占領と戦後改革』. 第2巻. 79-112 (1995)
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[Publications] Masuda Hiroshi: "Purge policy ofter the collapse of Japanese Militarism" The Norwegian purge Process in Comparative Perspective. (1996)
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[Publications] Masahiro Hosoya: "The Economic parge in occupied Japan, 1945-1952" The Norwegiar Purge Process in Comparative Perspective. (1996)
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[Publications] Kimura Masato: "Purge and the regional economic world" The Norwegian Purge Process in Compcrative Perspective. (1996)
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[Publications] 増田弘 ほか 訳: "GHQ日本占領史第6巻 公職追放" 日本図書センター, 202 (1996)
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[Publications] 増田 弘: "公職追放" 東京大学出版会, 350 (1996)