1995 Fiscal Year Annual Research Report
CDROMとネットワークによる民俗.歴史.考古画像データベース提供方式の開発研究
Project/Area Number |
07551015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | National Museum of Japanese History |
Principal Investigator |
照井 武彦 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 教授 (60003844)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 卓治 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 助手 (70270402)
橋本 明浩 千葉大学, 総合情報処理センター, 講師 (60164779)
村上 征勝 統計数理研究所, 教授 (00000216)
安永 尚志 国文学研究資料館, 教授 (20017411)
星 守 電気通信大学, 大学院, 教授 (80125955)
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Keywords | 画像データベース / データ圧縮 / 博物館資料 / CDROM / 広域計算機ネットワーク / 日本民俗学 / 日本史 / 日本考古学 |
Research Abstract |
CDROM書込装置ならびにパソコン(Mac機,PC98機)を購入し,CDROMの書込み・読出しテストを行なった.書込みに際しては,当初予定していた10分の1のJPEG圧縮を用い,画質を見るため,パソコン各機種の画面およびSUNワークステーションの画面に表示させてみた.対象とした画像データのコマ数が少ないので,まだ画質を評価するは尚早である.どのような画像の場合に圧縮の弱点が出るか,今後コマ数を多くしてテストを重ねる必要がある. CDROMを配布する予定の博物館等の情報システムの現状調査を行なった. 現地調査としては,沖縄県立博物館を訪問した.館蔵資料の写真画像つきデータベースの入力中であった.CDROMを提供した場合,支障なく,少ない手間で活用できるようになると思われる. 来館・聞取り調査は,青森県立郷土館,福岡市博物館について行なった.その結果,データのみの提供で先方が検索ソフトを整える可能性があることがわかった.しかし,一般には検索ソフトも含めた提供が要望されていると予想され,それがどの程度多様なものであるかは今後の調査にかかっている.
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