1996 Fiscal Year Annual Research Report
コンピュータ通信を利用した理科教育学生訓練法の開発
Project/Area Number |
07558011
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Section | 試験 |
Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
村井 護晏 大分大学, 教育学部, 教授 (70040730)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八田 明夫 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (40172928)
橋本 健夫 長崎大学, 教育学部, 教授 (00112368)
中村 重太 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (30127930)
川北 一彦 宮崎大学, 教育学部, 教授 (40040919)
米盛 徳市 琉球大学, 教育学部, 助教授 (00101478)
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Keywords | コンピュータ通信 / 理科教育 / 学生訓練法 / 環境教育 / ディベート法 / E-MAIL / インターネット |
Research Abstract |
本研究は平成7年度より平成9年度の3年計画の2年目である. 本研究は主たる目的は,コンピュータ通信を利用した学生訓練法の研究であるが,そこに当てられる内容が環境問題を中心にしていることに鑑み,環境問題についても平行して研究している.昨年度に続いて,本年度に検討分析してきたものは ・本研究のホームページを大分大学と琉球大学のUNIXマシンに構築した. ・CuSeeMeによる電子会議システムが稼働した.refrectorは大分大学のUNIXマシンにおき,研究分担の前大学が電子会議可能なシステムを構築した. ・南九州グループで2グループに別れ,ホームページを機軸にディベートをおこない,コンピュータ通信を利用して学生訓練をし,その使用感を検討した. ・日本科学教育学会九州支部会と教育実践研究会の合同主催による研究会を宮崎大学で開催し,本プロジェクトのテーマでシンポジウムをおこなった.このとき,琉球大学からのパネラはCuSeeMeの本電子会議システムを使い,インターネットを通じてシンポジウムに参加した.その参加感は多少の難はあるものの,充分に快適であり,このような使用の可能性が示唆された. ・また,ディベートの他,インターネット使用による子供家庭教育システムの研究の可能性も示唆され,日本教育工学会で発表した. ・java言語の使用によるインターネットの使用感については日本科学教育学会で発表した.
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 米盛徳市,村井護晏他: "コンピュータ通信を利用した理科教育学生訓練法の開発2" 日本科学教育学会年会論文集. 20. 283-284 (1996)
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[Publications] 村井護晏,三宅正太郎: "コンピュータ通信を活用した教師教育システムの開発" JET1996. 265-266 (1996)
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[Publications] 中村重太: "理科教育における環境教育の教材的視点" 理科の教育(理科教育学会編). 45-10. 4-6 (1996)
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[Publications] 世波敏嗣: "イギリスの科学教育における環境教育発展史1" 日本科学教育学会年会論文集. 20. 289-290 (1996)
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[Publications] 橋本健夫: "大学の授業改善に向けての基礎的・実証的研究" 日本科学教育学会年会論文集. 20. 341-342 (1996)
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[Publications] 川北一彦他: "理科授業におけるネットワーク利用の可能性" 宮崎大学教育実践研究指導センター紀要. 4. 1-3 (1997)
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[Publications] 村井護晏: "理科教育法" 現代教育社, 230 (1997)