1995 Fiscal Year Annual Research Report
高校理科IA科目群のための副読本開発に関する研究〜STS教育の視点から〜
Project/Area Number |
07558142
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
小川 正賢 茨城大学, 教育学部, 助教授 (80143139)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大辻 永 茨城大学, 教育学部, 講師 (20272099)
川崎 勝 山口大学, 教養部, 講師 (70253177)
田中 浩朗 福岡教育大学, 教育学部, 講師 (70240900)
杉山 滋郎 北海道大学, 理学部, 教授 (30179171)
川崎 謙 高知大学, 教育学部, 助教授 (00116451)
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Keywords | 高校理科 / IA科目 / STS教育 / 副読本 |
Research Abstract |
本研究の目的は,先の指導要領改訂に伴い新設された高校理科IA科目群の副読本を作成することにある。初年度においては,そのための基礎情報を収集する研究を主に行った。 新設された高校理科IA科目群は,当初から教材の不足が指摘されていた。近年,解説書等が出版され始めているが,それらは,必ずしも教師にとって用いやすいものとは限らない。このような現状から,副読本を開発する本研究では,研究協力者として実際にIA科目を指導している高校教師(7名)を招聘し,本研究組織の研究代表者・分担者(5名)を含めて一同に集まり,意見交換の集会を平成7年8月25日〜26日に茨城大学において開催した。その内容はビデオテープから文字に起こし,次年度の報告書に掲載予定で準備している。 そこでは,現状の教材に対する不満,科学技術社会に関した内容を取り扱う問題点・困難点・教師が要求する副読本としてのスタイルのイメージ,特に科学技術社会に関した内容を取り扱う副教材のイメージ,そして,実践の評価方法など,IA科目群の副読本を作成するために必要と思われる有用な情報を,多岐にわたって収集することができた。 現在,会合によって確認された事項に基づいた教材のモデル案を研究代表者・分担者・協力者の各自がそれぞれ作成中であり,すでに数編が研究代表者のもとに寄せられている。次年度以降は,本年の成果に基づき,持ち寄った試案を各地の学校で実践し改訂する作業を行って,副読本を出版する予定である。
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