1995 Fiscal Year Annual Research Report
植物機能物質の動態の可視化による解析装置の開発と応用
Project/Area Number |
07558214
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
室伏 旭 東京大学, 農学部, 教授 (00011916)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤堀 宏 株式会社真空デバイス, 会長 研究職
宝月 岱造 東京大学, 農学部, 教授 (10107170)
山下 修一 東京大学, 農学部, 助教授 (60107406)
山口 五十麿 東京大学, 農学部, 助教授 (00012013)
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Keywords | イムノヒストケミストリー / 超低温凍結乾燥・固定・包埋 / 植物ホルモン |
Research Abstract |
既存の動物組織用に開発された装置に、改良を加える方針に計画を変更し、計画通りの性能をもつ装置の製作が可能となった。装置の製作を終え、試運転と、性能チェックの実験を継続中で、研究はほぼ計画通りに進行している。 現在は、さまざまな植物組織を用いた予備実験を行っており、植物組織の種類、凍結状況に応じた凍結乾燥の昇温プログラムの検討に入っている。昇温プログラムが確定したら、オスミウム、グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、カルボジイミド等の固定化試薬を用いた固定条件の設定、包埋条件の設定を行う計画である。 植物ホルモンに対する抗体については、ジベレリンA9に対する抗体をはじめ、オーキシンに対する抗体、サイトカイニンに対する抗体、アブシジン酸関連化合物に対する抗体の調製も順調であり、植物ホルモンの固定のモデル実験についても成果が得られつつある。
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