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1995 Fiscal Year Annual Research Report

キメラマウスにおける気道過敏性の研究

Research Project

Project/Area Number 07670524
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

須甲 松信  東京大学, 医学部(病), 講師 (80107622)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森 晶夫  東京大学, 医学部(病), 医員 (80251247)
奥平 博一  東京大学, 医学部(病), 講師 (30106645)
Keywords気道過敏性 / キメラマウス / Konzett Rossler法 / 受身感作
Research Abstract

1.マウスの気道過敏性を調べるために、マウス用のレスピレーターと吸入気のover flowを測定する装置を作製した(Konzett Rossler法)。
2.純系のA/J,DBA/2,C3H/He,C57BL6マウスに10mg/mlのメサコリン溶液を吸入させ、気道の閉塞を示し吸入気のover flowが始まるまでの吸入量を算出した(非特異的気道過敏性)。その結果、A/J,DBA/2のメサコリン吸入単位は、7.60と7.47であり、C3H/He,C57BL6の13.60,15.33に比べ有意に低値であった。すなわち、A/J,DBA/2は気道過敏性が高いマウスであることを示している。この結果は、アセチルコリンを吸入ではなく静注して調べた報告と一致しているが、我々の方法はメサコリンを吸入させた成績であり、臨床検査の方法により近いと言える。
3.各マウスにマウス抗DNP-Ascaris monoclonal IgE抗体を静注して受身感作を行い、Ascaris抗原を吸入させ、Konzett Rossler法により抗原に対する特異的気道過敏性を調べた。その結果は、各マウス郡で有意な差は認められなかった。
4.現在、A/JマウスとC57BL6マウスを交配したF1マウスとそれらのキメラマウスを作製中である。次年度は、F1マウスとキメラマウスの気道過敏性を調べ比較する予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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