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1996 Fiscal Year Annual Research Report

低酸素環境下にて培養した幼若心筋細胞と線維芽細胞を用いた細胞障害の研究

Research Project

Project/Area Number 07671450
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

乾 清重  山形大学, 医学部, 助手 (70250941)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 倉岡 節夫  山形大学, 医学部, 助手 (70231298)
深沢 学  山形大学, 医学部, 助手 (90218876)
島崎 靖久  山形大学, 医学部, 教授 (60116043)
Keywords低酸素環境 / 幼若心筋細胞 / 線維芽細胞
Research Abstract

現在のところ、線維芽細胞を加えない状態での、心筋細胞のみの虚血再潅流実験を行っている。虚血時を想定した低酸素の環境として、2%まで酸素濃度を下げることが可能であった。0〜1%酸素濃度での実験を試みたが、この条件設定は不可能であり、2%酸素濃度がこの実験系における低酸素の限界濃度と考えられた。
1)心筋培養単離から細胞シート形成までを21%酸素濃度にて行った場合
当初予定していた2%酸素濃度での種々の培養温度下(4、10、15、20、25、37℃)における3〜12時間培養後の虚血再潅流実験では、あまり細胞障害に差が認められなかったため、低酸素培養時間を24時間に延長したところ、4℃群、37℃群での強い心筋細胞障害が確認された。さらに10℃〜25℃群における低酸素培養時間を48時間まで延長したところ、20℃群において心筋細胞障害が最も少ないとの結果を得た。
2)心筋培養単離から細胞シート形成までを5%酸素濃度にて行った場合
現在この実験を施行中であるが、細胞シートは形成するもののなかなか安定した心筋細胞拍動を得られず、虚血再潅流実験に進めない状態である。5%酸素濃度にて細胞シートを形成することの意義も含め現在再検討中である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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