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1995 Fiscal Year Annual Research Report

物理現象の楽しさと実在感を重視する教育学部の小学理科実験と中学物理実験の改善

Research Project

Project/Area Number 07680202
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionNagasaki University

Principal Investigator

福山 豊  長崎大学, 教育学部, 教授 (00039421)

Keywords物理実験教材 / 演示実験 / 小学理科実験 / 中学物理実験 / 麺カップスピーカー
Research Abstract

本年度は,まず,小・中学校理科のなかから物理分野の教材をとりだし,小・中・高等学校で用いる理振補助対象の実験器具や手作りによる実験器具などを用いた実験の追試や工夫を行った。特に,身の回りの物理現象として重要な光の教材について,今までに一般物理の講義の中で行ってきた光の演示実験に加えて,直進,反射,屈折現象の実験教材を開発した。全反射を利用した光ファイバーによる光通信や医療技術などの現代の社会に利用されているものの理解や,夕焼けや朝焼け,青い空,蜃気楼,虹,逃げ水がおこる自然現象などの理解を深める実験,カメラ,メガネ,望遠鏡,顕微鏡などのレンズを使った光学機械の理解のための実験などについて基本的な光の性質を十分理解するための豊富な実験教材の開発を行った。また,今日の電気による社会を理解するため,麺カップスピーカーなど既に開発した実験教材の他に,さらに基本的で相互に関連する電磁気の教材や,音や熱などについてものその実験教材の開発をおこなった。
また,小学校課程の理科実験のために,小中学校での理科教材の中から,授業と一緒に実験できる教材の開発を行った。小中学校の理科教材から,光と電気磁気の分野に関して,現象の意外性とリアリティを感じることのできる光ファイバーやステンドグラスなどの演示実験と簡単なモーターや麺カップスピーカーなどの実験工作などを織りまぜ,135分の5回の理科実験を授業と実験の融合による実験授業として行った。多くの学生は好意的に受け止めてくれた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 福山豊: "慣性概念を意識した力学の教材展開" 長崎大学教育学部教科教育学研究報告. 25号. 1-8 (1995)

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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