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1996 Fiscal Year Annual Research Report

偏在コンピュータ環境におけるマルチメディア通信アーキテクチャ

Research Project

Project/Area Number 07680349
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionJapan Advanced Institute of Science and Technology

Principal Investigator

日比野 靖  北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10251969)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 円 康雄  北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (90251967)
Keywords遍在コンピューティング / Ubiguitous Computing / 移動体 / 位置情報 / ISDN / アーキラクチャ / エージェント / バーチャルマシン
Research Abstract

1.研究の背景と経過 偏在コンピューティイグ(Ubiquitous Computing)環境では、その環境の中で移動する個人の位置の情報を利用することによって、様々なコミュニケーションサービスが行なえるようになる。昨年度は個人位置管理は、プライバシあるいは情報の利用価値の点から、個人単位の分散管理が優れていること示した。
2.取り組んだ課題 以上の結果をもとに、位置情報管理の個人エージェントを導入し、個人エージェントを複数の閉領域対応に複数のエージェントで構成し、エージェント間での分散処理を行なわせる方法を発展させ、個人エージェントの領域間の移動(エージェント・マイグレーション)を試みた。マイグロレーション先は、個人の権利のあるホストであるので、セキュリティの問題がない。また、ホストのアーキテクチャやオペレーティングシステムが異なる問題に対しては、バーチャルマシン・アプローチによって解決することを試みた。
3.得られた知見上記課題に対し、具体的な処理系の設計を進めた。位置管理エージェントそのものは、極めて簡単であるが、問題は、管理している位置をサービスアプリケーションへ知らせる方法である。アプリケーションによって「問合わせ型(query type)」と「告知型(notify type)」とのいずれがよいかが異なる。位置管理エージェントとアプリケーションとのインタフェースは、そのいずれにも対応できる設計とした。
4.今後の研究の展開今後は、実装をすすめ、性能上、あるいは機能上の問題点をあらいだしていく。特に、「応答性」すなわち、エージェントの移動速度が人間の移動速度に追随できない場合の、位置情報の矛盾の発生をどのようにして抑えるが課題である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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