1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07680384
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Research Institution | Tokyo University of Mercantile Marine |
Principal Investigator |
大島 正毅 東京商船大学, 商学部, 教授 (50242318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坪井 邦夫 東京商船大学, 商学部, 助教授 (20111685)
全 へい東 東京商船大学, 商学部, 助教授 (20216568)
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Keywords | stereo vision / scene modeling / model based vision / genetic algorithm / 3d vision model / 3D vision system / scene analisys / computer vision |
Research Abstract |
本研究では、視覚認識のための3次元モデルの自動構築手法の基礎確立をめざすことを目標とした。 2年度に亙る研究の初年度には研究の立ち上げと展開をはかり方向性を確立した。具体的には半導体レーザ投影系を用いて距離データを入力し、ソリッドデータ構造化する手法、視覚情報による3次元情報の復元、ステレオ入力用テレビカメラを用いてステレオデータからの立体モデル自動生成の研究を実施し進捗が得られた。特にステレオ視については植生等の自然情景の再構成に使える有用な手法を得た。2年度目には前年度の成果をふまえて研究の進展をはかるとともに全体のまとめを行った。ソリッドモデルに基づく屋外非人工物の位置と姿勢推定、遺伝的アルゴリズムの活用、ぼけモデルの明度変化を使った距離計測について成果が得られている。 全体として、視覚観測データから構造化されたデータとする手法、また画像から立体構造を抽出し、距離データと相補的に用いる手法について基礎的な成果が得られ、研究目標はほぼ達成された。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 武田浩志、全 炳東、大島正毅: "植生形状再構成のためのステレオマッチング" 第26回画像工学コンファレンス.
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[Publications] 武田浩志、全 炳東、大島正毅: "植生形状再構成のためのステレオマッチング" 東京商船大学学術講演会,1996.2.
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[Publications] 杜 少波、大島正毅: "ソリッドモデルに基づく屋外非人工物の位置と姿勢推定" 東京商船大学学術講演会,1996.2.
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[Publications] 山田宇一、大島正毅: "ぼけモデルの明度変化を使った距離計測" 電子情報通信学会1995年ソサイエティ大会.
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[Publications] 山田宇一、大島正毅: "ぼけモデルの明度変化を用いる距離計測の一手法" 情報処理 産業システム情報化 合同研究会,1996.