1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07807173
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
河原 研二 岡山大学, 歯学部, 助教授 (50076113)
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Keywords | プロトコール / DICOM3 / インターネット |
Research Abstract |
まず第1には、綿密な通信用のプロトコールの調査としてfree wareのリソースの入手のために、米国においてRSNA'93の相互接続でもちいられたCTN(Center Test Node)のソフトウエアを開発したセントルイス市のマリンクロット放射線学研究所のデーターベースのIPアドレス、データーベース容量等を調べた。平成7年8月上旬ワークステーションを入手後、コンピュータメーカーと共同で、外部容量の動作を保証する外付けのHDDやMO製品のソフトのインストールとその装置の電気的なチェックは、メーカーサイドで行た。第2に、これからが本学サイドの作業になるが、小型軽量のためワークステーションのインターネット関係の設定(HOST、IP、DNS、NIS等)は自分で行った。米国ならびにEUにおける医用画像通信の標準規格のDICOM3のリソースの入手は、学内LANを経由して、インターネットの相互乗り入れ関係から、米国セント・ルイスのワシントン大学のマリクロット放射線学研究所よりTELNET プロトコール(FTP)によって入手した。このコンピュータ通信によって、DICOM規格によるCTN(Cetral Test Node)のソフトウエアのプログラミングを始めた。そして、ソフトの完成時期は、学会での使用を目指した。第3に、通法どうりDICOM formatによるデモとしては世界の歯科界では初ての、平成7年9月末第36回日本歯科放射線学会総会の展示会場にて、このワークステーションからの、画像転送実験を行った。総会会場のデモで、CT、デジタルデンタルやパノラマ画像転送は、九大と東京医科歯科大との間で行った。平日の午後5時頃のたいへん通信量の多い時間帯でも、CT画像1枚が最大約5分以内で転送できた。現在までの医療ではレントゲン写真の搬送しか無い時期に、医療画像通信の標準規格であるDICOM規格を利用することで、テレラジオグラフィーをも確立することが出来た。
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Research Products
(1 results)